貴金属市況:5日のNY市場において、金・銀・パラジウムは上昇
2021.07.06 貴金属市況
金:1791.615ドル(+4.82)<+0.27%>
銀:26.455ドル(±0)<-0.02%>
プラチナ:1097.154ドル(+7.15)<+0.66%>
パラジウム:2814.63ドル(+29.09)<+1.04%>
米国時間5日のNY市場において、金・銀・パラジウムは上昇しました。金相場は反発基調が続き、銀とパラジウムも続伸しています。アメリカ市場が薄商いの中、ドル安が進行し金には追い風となりました。
金価格はこのまま1800ドルを超えていくかが鍵となります。スムーズに超えていくとトレンドが形成され、上向き基調となりそうですが、超えられないと再度、下落に転じていく可能性があります。
パラジウム価格は、少しずつ値を切り上げてきています。ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。日本円換算で1万円台の大台(※弊社買取価格)を回復しています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが多いものは売却のタイミングですが、金・銀を多く含むものはもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。