貴金属市況:6日のNY市場において、金は続伸、銀・パラジウムは下落
2021.07.07 貴金属市況
金:1797.213ドル(+5.6)<+0.31%>
銀:26.17ドル(-0.29)<-1.08%>
プラチナ:1090.914ドル(-6.32)<-0.58%>
パラジウム:2791.637ドル(-21.86)<-0.78%>
米国時間6日のNY市場において、金は続伸し、銀・パラジウムは下落しました。
アメリカ国際の利回りが低下したことで、一時的には節目である1800ドルをを超え、6月17日以来の高値となりました。投資家たちは今後の金利がどうなるかを探るためにFOMC議事要旨に注目しています。
金価格は一時的に1800ドルを超えましたが、最終的には下落しました。重要な節目である1800ドルをこのままスムーズに超えられない場合、厳しい下落が起こる可能性があります。特に今後リスクオフ相場となってドル高が起きると、一緒に金も売られることとなります。
パラジウム価格は、少しずつ値を切り上げてきています。ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。日本円換算で1万円台の大台(※弊社買取価格)を回復しています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが多いものは売却のタイミングですが、金・銀を多く含むものはもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。