金：1822.998ドル（－3.19）＜－0.17％＞
銀：24.67ドル（－0.02）＜－0.08％＞
プラチナ：1020.36ドル（－5.14）＜－0.5％＞
パラジウム：2409.63ドル（－13.71）＜－0.57％＞

米国時間6日のNY市場において、貴金属は全て反落しました。米ドル高となったことにより、利確による売りが多く入りました。しかしFRBがテーパリングの開始を遅らせる可能性が出てきたことで、高値圏は維持したままとなっています。
金は、長期的にはいずれインフレ懸念が本格化してくれば、それがより大きな上げ要因となってくると考えられますが、しばらくはテーパリング（金融緩和縮小）への動きが貴金属価格全般を圧迫する要因になると考えられます。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが多いものは売却のタイミングですが、金・銀を多く含むものはもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。