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貴金属市況:1日のNY市場において、貴金属は全て上昇

                               
2021.11.02  貴金属市況

金:1793.045ドル(+10.24)<+0.57%>
銀:24.017ドル(+0.17)<+0.7%>
プラチナ:1064.038ドル(+46.12)<+4.53%>
パラジウム:2047.75ドル(+45.44)<+2.27%>

 

米国時間1日のNY市場において、貴金属は全て上昇しました。米ドルが下落し、株価の上げ幅が小さくなってきたことが好感された様子です。
今後の動きについては、今週開催のFOMCで決定される予定のテーパリング(金融緩和縮小政策)のスケジュールが焦点の一つになってくると思われます。
金価格は今のところ1785ドルを維持していますが、今後、節目の1775ドルを割り、1760ドルも割り込んでくるようですと一段安となる可能性が出てきます。現在は米ドルの動向に左右されやすい地合いにあります。ただ、まだETFに買いがあまり入っていないこともあり、上値は限定的で、下方面への圧力が強くなってくる可能性が高いと考えられます。
現在のエネルギー価格を中心としたインフレは、供給サイドの問題からくるもので、需要はそれほど減退していませんので、金価格に反映されていないようです。
金は、長期的にはいずれインフレ懸念が本格化してくれば、それがより大きな上げ要因となってくると考えられますが、しばらくは利上げの動きが貴金属価格全般を圧迫する要因になると考えられます。利上げまでは米ドル高の基調は崩れないと思われますので、金を中心とする貴金属価格の上昇は利上げ後に米ドル高が落ち着いてからと考えます。
パラジウムも大きく値を落としていますので、歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。