貴金属市況:15日のNY市場において、金・銀は下落、パラジウムは上昇
2021.11.16 貴金属市況
金:1862.459ドル(-1.59)<-0.09%>
銀:25.039ドル(-0.25)<-0.97%>
プラチナ:1086.9ドル(+4.4)<+0.41%>
パラジウム:2154ドル(+45.13)<+2.14%>
米国時間15日のNY市場において、金・銀は下落、パラジウムは上昇しました。金・銀は投機筋の利益確定売りが入り、反落しました。短期の売買をする投機筋は上値が重くなってくると売りを入れてきますので、それによる反落と思われます。
ただ、先週の消費者物価指数(CPI)の発表より買いが積み上がり過ぎましたので、しばらく小休止といったところと考えます。
今後、ETFに買い注文か入ってくるようですと一段と上げ幅を伸ばすことが予想されます。
銀相場も節目の25ドルを超え、力強い動きになってきました。
ただ、今後は昨年3月のような株式の暴落による現金化の売りの可能性が懸念されます。株式市場があまりにも楽観的すぎるのが気になります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀が値を戻してきまし、パラジウムも落ち着いてきましたので、そろそろ良いタイミングかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。