貴金属市況:24日のNY市場において、金・銀・パラジウムは下落
2021.11.25 貴金属市況
金:1788.5ドル(-1.23)<-0.07%>
銀:23.53ドル(-0.12)<-0.52%>
プラチナ:974.5ドル(+5.44)<+0.56%>
パラジウム:1851.5ドル(-16.59)<-0.89%>
米国時間24日のNY市場において、金・銀・パラジウムは下落しました。アメリカの経済指標が好調なことや米ドル高、長期国債利回りの上昇により、金価格は、一時3週間ぶりの安値を付けました。また今後、FRBが早めに利上げに踏み切る観測が出てきたことも金相場にはマイナスに働きました。
金価格は、一時1777.8ドルの安値を付けましたが、終値でチャート上の重要ポイントである1788ドルで支えられました。これからは少し反発が見られると思われますが、下げ基調あることは変わりありません。
今後は昨年3月のような株式の暴落による現金化の売りの可能性が懸念されます。株式市場があまりにも楽観的すぎるのが気になります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。