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貴金属市況:25日のロンドン市場において、貴金属は微動

                               
2021.11.26  貴金属市況

金:1788.45ドル(-0.05)<±0%>
銀:23.575ドル(+0.05)<+0.19%>
プラチナ:995.252ドル(+20.75)<+2.13%>
パラジウム:1859.698ドル(+8.2)<+0.44%>

 

米国時間25日のNY市場は、サンクスギビングデーのため休場。全体的に薄商いで、プラチナ以外はほとんど動きがありませんでした。
金価格は、よくもみ合いになる1788ドルのサポートをなんとか維持しました。これからは少し反発が見られると思われますが、短期的に下げ基調にあることは変わりありません。
債券利回りが上昇していますので、金利の付かない金にとっては不利な状況です。インフレ高進がより明確になり、その対策が不十分ですと金価格は急激な上昇をすると考えられますが、FRBの今後の金融政策次第となります。
また、今後は昨年3月のような株式の暴落による現金化の売りの可能性が懸念されます。株式市場があまりにも楽観的すぎるのが気になります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。

 
※記事は英国時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。