貴金属市況:1日のNY市場において、金・パラジウムは上昇、銀は下落
2021.12.02 貴金属市況
金:1782.66ドル(+8.88)<+0.5%>
銀:22.306ドル(-0.49)<-2.16%>
プラチナ:933.383ドル(-0.92)<-0.1%>
パラジウム:1747.287ドル(+9.19)<+0.53%>
米国時間1日のNY市場は、金・パラジウムは上昇、銀は下落しました。金相場は米ドル安を材料に安値拾いの買いが入りました。
昨日は、パウエルFRB議長が、債券購入の終了を早めることを検討する旨の発言をしたことを受けて金は下げていましたが、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の市場への影響が懸念されたことによりヘッジ手段として金が買われている様子です。
今後は、新たなオミクロン株の情報により、昨年3月のようなコロナショックでの株式の暴落のようになってくるようですと、すべての資産に現金化の売りの可能性が懸念され、市場はより混乱すると思われます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。