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貴金属市況:3日のNY市場において、金・銀・パラジウムは上昇

                               
2021.12.06  貴金属市況

金:1783.736(+15.1)<+0.85%>
銀:22.509(+0.13)<+0.6%>
プラチナ:932.251(-5.14)<-0.55%>
パラジウム:1809.747(+27.81)<+1.56%>

 

米国時間3日のNY市場は、金・銀・パラジウムは上昇しました。新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株による市場の不安定感に米国債利回りの低下が加わり、金利が付かない安全資産である金に買いが入りました。
ただ、まだまだ強い相場には戻っておらず、レジスタンスラインの1790ドルを超えてきていません。日足で三角持ち合いとなっていますが、現在は金にとってあまり良い環境とは思えず、一旦下げていくこともじゅうぶんに考えられます。
今後は、新たなオミクロン株の情報により、昨年3月のようなコロナショックでの株式の暴落のようになってくるようですと、すべての資産に現金化の売りの可能性が懸念され、市場はより混乱すると思われます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。