金：1847.56（＋4.5）＜＋0.24％＞
銀：23.815（－0.14）＜－0.58％＞
プラチナ：1025.068（－2.03）＜－0.2％＞
パラジウム：2200.182（＋51.72）＜＋2.41％＞

米国時間25日のNY市場において、金・パラジウムは上昇、銀は下落しました。米国株の下落が続くことやウクライナ情勢への地政学的懸念から安全資産としての金の魅力が増した形となりました。ただ、26日のFOMC声明やパウエル議長の発言内容次第では、まだどちらに動くかは分からない状況です。
テクニカル的にも金相場は1860ドル以上を目指す形となってきましたので、今後を見守りたいところです。
これからは金利上昇が市場にどれだけ織り込まれていくかが金価格上昇の重要なファクターになっていくとも考えられます。また、インフレ高進による実質金利の低下も鍵となりそうです。実質金利の低下が貴金属価格の下支えとなる可能性は非常に大きいと考えます。
ただ今後、新たな新型コロナウイルスの情報などにより、2020年3月のようなコロナショックでの株式の暴落のようになってくるようですと、すべての資産に現金化の売りの可能性が懸念され、市場はより混乱すると思われます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、円安も手伝って金・パラジウムが値を戻してきましたので、良い時期と考えます。