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貴金属市況:14日のNY市場において、金は小幅安、銀・プラチナ・パラジウムは上昇

                               
2025.04.15  貴金属市況

金:3213.52ドル(-8.24)<-0.26%>
銀:32.36ドル(+0.32)<+1.00%>
プラチナ:954.69ドル(+4.89)<+0.52%>
パラジウム:957.01ドル(+32.01)<+3.46%>

 

昨日のマーケットでは、ゴールドが東京時間午前11時過ぎに3245.42ドルと、わずかにではありますが再度の歴史的高値を更新しました。ここ最近の高値はアジア時間帯につけるパターンが続いており、今回も中国の取引が始まる時間帯に上昇した点が注目されます。その後、NY時間に入ってからはトランプ政権の関税に関する大きな材料が出なかったことや、株式・米国債市場が一時的に落ち着きを取り戻したことで、利食い売りに押され一時3200ドルを下回る場面もありました。しかし最終的には下げ渋り、3210ドル台まで戻しています。

こうした一連の動きから、ゴールド相場は引き続きアジア勢、特に中国の投資家や中央銀行を中心とする買い意欲が強く、多少の押し目をつけても買い支えられている状況がうかがえます。実際、アジア時間帯に入ってからSGE(上海黄金取引所)やSHFE(上海先物取引所)が開始するとゴールドの出来高が増大し、結果として価格が押し上げられる傾向が続いています。SHFEの出来高は過去の急騰局面を上回る水準まで伸びており、中国マネーの強さを改めて印象づける形となっています。

今後も米国と中国の貿易政策を巡る不透明感は依然残るほか、米国債の売られ方次第ではリスク回避的なゴールド買いがさらに強まる可能性があります。足もとの動きでは、株式・債券市場が落ち着きを取り戻すとゴールドにはいったん利食いが入りやすいものの、下げるとすぐに中国をはじめとする投資家の買いが入りやすい構図は変わりません。当面は「下げたら買い」が続くとみられ、ゴールドの押し目には依然として注目が集まりそうです。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。