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貴金属市況:10日のNY市場において、関税懸念から貴金属各種が上昇

                               
2025.07.11  貴金属市況

金:3325.00ドル(+5.70)<+0.17%>
銀:37.09ドル(+0.60)<+1.64%>
プラチナ:1373.62ドル(+21.12)<+1.56%>
パラジウム:1160.35ドル(+47.45)<+4.26%>

 

10日のNY貴金属市場では、関税政策への懸念から金以外の貴金属において大幅な上昇がみられました。特に銀や白金族金属(PGM)が顕著な値上がりを示し、これらの価格上昇は米国の追加関税措置に対する市場の警戒感の高まりを反映した動きといえます。
金価格は3325.00ドルで前日比5.70ドル(0.17%)の小幅上昇となりました。リースレートは0.2ベーシスポイント程度の増加に留まり、他の貴金属と比較して相対的に落ち着いた動きを見せました。これは金に対する関税適用の可能性が既に否定されているためと考えられます。
銀価格は37.09ドルで前日比0.60ドル(1.64%)の上昇となりました。銅に対する50%関税の影響を受け、産業用需要において類似性のある銀にも関税適用への懸念が広がっています。先月18日につけた年初来高値の37.31ドルに迫る水準となっており、EFPの上昇も相まって先物市場では高値を更新する展開となりました。
EFP(Exchange for Physical)は上昇傾向にあり、現在のスポット価格とComex 9月限との値差は53セントまで拡大しました。これはニューヨーク先物市場がスポット市場よりも大きく買われていることを示しており、フォワードレートも大幅に低下し、3ヶ月物までバックワーデーションとなりました。リースレートは前日の1.7%から5.25%へと急騰しており、年初に見られたロンドンからニューヨークへの金属輸送の動きが関税懸念から再び現実化している状況を示しています。
プラチナ価格は1373.62ドルで前日比21.12ドル(1.56%)上昇しました。関税適用の可能性が残されているPGMに対する懸念が価格を押し上げており、プラチナ市場では引き続き供給面の懸念が根強い状況です。
パラジウムは最も大幅な上昇となり、1160.35ドルで前日比47.45ドル(4.26%)の上昇を記録しました。プラチナに生じている供給面の懸念の余波がパラジウムにも波及しており、元々の流動性の低さから、パラジウム市場はタイトな状況になりやすく、さらなる価格上昇の可能性もあります。
全般的に、関税政策への懸念は金以外の貴金属に大きな影響を与えており、特にシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)を中心とした市場では荒れた展開となる可能性が高いです。銀については数ヶ月前の「Bullionには関税はかからない」という発表が金と銀の両方を指すのか、それとも金だけを指すのかによって今後の展開が大きく変わってくるでしょう。PGMとシルバーは、CMEを中心に荒れた展開になる可能性があります。
技術的な観点から見ると、銀のスポット価格が37ドルを超えたことは重要な意味を持っています。年初に起こったロンドンからニューヨークへの金属輸送の動きが関税の不安から急速に現実化しそうな状況となっており、この動きが続けば貴金属市場全体の流動性に影響を与える可能性があります。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。