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貴金属市況:17日のNY市場において、プラチナが史上最高水準のリースレート下で急騰、フォワード市場異常逼迫

                               
2025.07.18  貴金属市況

金:3340.00ドル(+5.84)<+0.17%>
銀:38.13ドル(+0.28)<+0.74%>
プラチナ:1473.60ドル(+67.60)<+4.81%>
パラジウム:1282.63ドル(+59.94)<+4.90%>

 

米国時間17日のNY貴金属市場では、プラチナが史上最高水準のリースレート下で急騰し、フォワード市場の異常な逼迫状態が一層深刻化しました。各金属の価格は日本時間15時15分現在の値となっています。
金価格は3340.00ドルで前日比5.84ドル(0.17%)の小幅上昇となりました。3200-3400ドルの範囲内でのレンジ相場が続いており、中東情勢への市場の慣れやFRBの金融政策を巡る不確実性の中で、しばらくは同じレンジ内での動きが続くと予想されます。円建てゴールドは15300円割れを買いのターゲットとしており、ドル円の動き次第で拾えるチャンスが生まれる可能性があります。
銀価格は38.13ドルで前日比0.28ドル(0.74%)上昇しました。38ドル台を維持し、ドル安を背景に堅調な推移を見せています。
プラチナは1473.60ドルで前日比67.60ドル(4.81%)の大幅上昇となり、年初来高値を更新しました。Loco London/Zurichでのプラチナ在庫の偏在問題が深刻化し、フォワード市場のディスカウントが一層深くなっています。
プラチナ市場では、1ヶ月リースレートがマイナス25%まで急騰し、スポット買い・1ヶ月売りのストラテジーでマイナス25%、これに4.5%のドル金利を加えると、実質的にプラチナを借りるコストは29.5%、ほぼ30%という高金利に達しています。これだけの高金利を払ってメタルを借りるくらいなら、現物を買ってしまう方が合理的な状況となっており、このリースレートの急騰が「買い」を促進する要因となっています。
欧米系銀行が6ヶ月をマイナス20%でボローしていたという情報もあり、リースレートで考えると26%を払って半年のプラチナを借りていることになります。これは銀行の先にある実需家(鉱山会社、リサイクラー、宝飾加工業者、工業需要家等)にとって非常に厳しい状況を生み出しており、業界にとって未曾有の大事件となっています。
Loco London/Zurichにメタルが戻ってこない限り、メタルが必要な向きからの買いで価格はスパイラルで上昇していく恐れがあります。マーケットが既に壊れている状況とも言えるでしょう。
パラジウムは1282.63ドルで前日比59.94ドル(4.90%)の大幅上昇となり、年初来高値を更新しました。リースレートはほとんど上がっておらず冷静な状況を保っていますが、プラチナの大幅上昇に引っ張られている状況です。プラチナがこれだけ上昇すると、パラジウムへの代替需要が増える可能性が高く、プラチナ上昇に引っ張られる理由は十分にあります。
年初来パフォーマンスでは、プラチナが61.2%でトップとなり、パラジウムが39.94%で2位、シルバーが31.48%で3位、ゴールドが27.3%で最下位となりました。4月までのパフォーマンスが完全に逆転した状況となっており、ゴールドだけでなく、プラチナやシルバーも同時に積立投資を行うべきという教訓が非常によく示されています。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。