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貴金属市況:25日のNY市場において、金は再びレンジ相場に逆戻りも円建ては史上最高値更新、関税合意でリスクオン傾向

                               
2025.07.28  貴金属市況

金:3336.80ドル(-20.45)<-0.61%>
銀:38.19ドル(-0.79)<-2.03%>
プラチナ:1416.55ドル(+13.00)<+0.93%>
パラジウム:1239.09ドル(+13.09)<+1.07%>

 

25日のNY貴金属市場では、金価格が再び3200-3400ドルレンジに戻る一方で、円建て金価格は史上最高値を更新する動きとなりました。米国と日本の間で関税に関する合意が発表されたことを受けて、投資家のリスク選好が高まり、株式市場が大幅上昇する一方、金価格には売り圧力がかかりました。各金属の価格は日本時間15時15分現在の値となっています。
金価格は3336.80ドルで前日比20.45ドル(0.61%)下落しました。週初には3200-3400ドルレンジの上限である3400ドルを火曜日と水曜日に大きく超えて、高値3438ドルまで上昇しましたが、木曜日と金曜日で大幅に下落し、結局3300ドル台まで戻ってきました。一時はレンジを上抜けしたかに見えましたが、残念ながら再び3200-3400ドルレンジに逆戻りとなりました。このレンジを本格的に抜けていくためには、まだ時間がかかりそうです。
一方、円建て金価格は歴史的な動きを見せました。新高値16199円を記録し、6月23日につけた16077円を約1ヶ月ぶりに大きく更新しました。しかし、その後はドル建て金価格の下落により15793円まで下落し、週末の終値は15836円となりました。
銀価格は38.19ドルで前日比0.79ドル(2.03%)の大幅下落となりました。金価格以上に大きな下落率を記録し、38ドル台前半まで押し戻されました。貴金属全体の売り圧力の中で、銀は特に弱い動きを示しました。
プラチナ価格は1416.55ドルで前日比13.00ドル(0.93%)上昇し、貴金属の中では堅調な動きを見せました。プラチナ族金属特有の需給要因が価格を支えている模様です。
パラジウム価格は1239.09ドルで前日比13.09ドル(1.07%)上昇し、プラチナと同様に堅調な推移となりました。両プラチナ族金属とも、金・銀とは対照的な動きを示しています。
先週の週初の上げからの減速の直接的原因は、米国と日本の間で関税に関する合意が発表されたことです。この発表により投資家はリスクオンとなり、株式市場は大きく上昇しました。これは逆に金価格にとっては売り要因となりました。日本との合意は、続いて予定されている欧州連合(EU)や中国との関税交渉に関しても楽観的な見方を醸成したと言えるでしょう。
実際に、今朝早朝には米国とEUの間で関税が15%で合意されたと発表されました。この発表を受けて今朝の市場開始時の動向が注目されましたが、特に大きな反応は見られず、ほぼ金曜日の終値水準で始まりました。EU との合意により、株式市場は再び買われる可能性があり、金価格にとっては上値の重い展開が続きそうです。
注目すべき点は、米国株が史上最高値を更新するような大幅上昇を見せているにも関わらず、金価格の下落は4月の高値から5%も下げておらず、下値の堅さが窺えることです。これは金価格の根強い支持基盤を示していると考えられます。
今週は重要な経済イベントが控えています。まず、FOMC(連邦公開市場委員会)では金利据え置きが予想され、大きな動きはないと見られています。しかし、雇用統計の結果次第では状況が変わる可能性があります。
雇用統計で悪い数字が出た場合、FRB(連邦準備制度理事会)の中立的立場は一気に緩和方向に傾くことになるでしょう。大統領からの圧力もあり、金利引き下げが前提となれば、金価格は再び3400ドルを目指す動きになる可能性があります。
逆に、雇用統計が雇用市場の好調を示す良い数字になれば、金価格にとってはさらなる逆風となります。ただし、それで3300ドルを割り込むような動きになった場合は、買いの好機と捉える向きも出てくるでしょう。
市場全体としては、関税問題の段階的解決により貿易摩擦への懸念が後退し、リスク資産への資金流入が続く可能性があります。一方で、金価格については強固な下値支持により大幅下落のリスクは限定的と見られます。
今後の焦点は、FOMCでの金融政策の方向性と雇用統計の結果、そして中国との関税交渉がどのように進展するかでしょう。これらの要因が、金価格が3200-3400ドルレンジを上抜けできるかどうかの鍵を握っていると考えられます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。