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貴金属市況:12日のNY市場において、銀が53ドル台へ急騰し年初来高値更新に接近、金銀比価78対1まで低下

                               
2025.11.13  貴金属市況

金:4205.35ドル(+93.35)<+2.27%>
銀:53.39ドル(+2.20)<+4.30%>
プラチナ:1621.85ドル(+40.10)<+2.54%>
パラジウム:1475.68ドル(+51.68)<+3.63%>

 

12日のNY貴金属市場では、銀価格が急騰し、日本時間15時15分現在53.39ドルで前日比2.20ドル(4.30%)の大幅上昇となりました。金は4205.35ドルで前日比93.35ドル(2.27%)の上昇、プラチナは1621.85ドルで前日比40.10ドル(2.54%)の上昇となりました。パラジウムは1475.68ドルで前日比51.68ドル(3.63%)の上昇となりました。
12日の金先物取引では、NY金先物中心限月12月限が前日比97.3ドル高の4213.6ドルとなりました。米ホワイトハウスのハセット国家経済会議委員長は11日、CNBCテレビのインタビューで、政府閉鎖により今年10月から12月期の経済成長率が1.0~1.5ポイント程度下押しされたと述べました。また、民間雇用サービス会社ADPは同日、非農業部門の民間就業者数の速報値で、過去4週間に平均11,250人の雇用が減少したと発表しました。これらが利下げ継続観測を強めたことから、貴金属の買いが優勢となりました。
次回12月の連邦公開市場委員会での政策判断を巡り、会合参加者の間で意見は割れていますが、市場は現時点で0.25%の追加利下げ決定を67%の確率で織り込んでいます(CME FedWatchツール)。前日の62%から確率が上昇しました。弱い労働市場データにより、連邦準備理事会が12月に政策緩和を行う必要があるとの期待が強まっています。
銀価格は欧州時間では51.80ドル付近で取引され、その後53.39ドルまで上昇しました。5日連続の上昇となり、週間では7%以上、月初来でも7%以上の上昇となっています。10月下旬に45.51ドルの安値を記録してからの回復は目覚ましく、52ドルの心理的水準を突破し、53ドル台に到達しました。
銀価格の急騰は、金価格が若干売られる場面でも銀は下落せず、金が上昇する際にはそれ以上に銀が上昇するという強いモメンタムを示しています。年初来の上昇率は80%を超え、プラチナの上昇率を上回りました。金銀比価は78対1まで低下し、銀の相対的な価値が大きく上昇していることを示しています。
銀価格の年初来高値は54.47ドルで、現在の価格からわずか約1ドルの距離にあります。市場アナリストは、銀がこの心理的に重要な50ドル水準を維持できるかが、金と銀の長期的な強気相場の行方を決定する重要な要素だと指摘しています。過去50年間の価格推移を見ると、銀価格が50ドルに到達したのは過去3回あり、最初の2回は50ドルを超えても短期間しか維持できませんでした。今回、2週間後も銀価格が50ドルを超えて維持できれば、市場は銀と金が過去50年間の価格履歴を超えた新しい長期的な価格レンジに入ったと考えることができます。
テクニカル分析では、銀は10月の下落幅の61.8%戻し(フィボナッチリトレースメント)である51.06ドルを突破し、強い回復局面に入っています。45.53ドルで底を打った後、38.2%戻しの48.95ドル、50%戻しの50.00ドルを順次回収し、重要な61.8%ゾーンに到達しました。このパターンは、急激な下落後に商品が強気の基調を取り戻す典型的なパターンに合致しています。次の抵抗線は54.47ドル付近の年初来高値となります。
日次の相対力指数は65まで上昇し、強い勢いを示していますが、4時間足チャートではRSIが買われ過ぎ圏に入っており、短期的な調整の可能性も示唆しています。51ドル付近に最初のサポートがあり、より深い調整があれば50.60ドルが試される可能性があります。
金価格は4205.35ドルとなり、2.27%の上昇となりました。10月20日に記録した過去最高値4398.00ドルから、10月28日には3901.30ドルまで下落していましたが、その後順調に回復しています。年初来高値である4381ドルまでは約175ドルの距離となっています。
プラチナ価格は1621.85ドルで2.54%の上昇となりました。年初来高値は1726ドルで、現在の価格から約104ドルの距離にあります。パラジウム価格は1475.68ドルで3.63%の大幅上昇となりました。年初来高値は1637ドルで、現在の価格から約161ドルの距離にあります。
商品市場の専門家であるジェフ・カリー氏(元ゴールドマン・サックス商品調査グローバル責任者)は11日、データセンターブームから大きな恩恵を受ける商品として、貴金属を含む4つの分野を挙げました。天然ガス(データセンターのガスタービンに電力供給)、鉄鋼や銅などのベースメタル(ガスタービンや送電網の構成要素)、金・銀・パラジウムなどの貴金属(データセンター部品に使用)、原油(データセンターへの電力供給)です。カリー氏は、データセンター建設に必要な原材料への投資が不足しており、商品は現在最も過小評価されている資産だと述べています。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。