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貴金属市況:24日のNY市場、金は連邦準備理事会高官発言で上昇、週末の利下げ確率70%超え

                               
2025.11.25  貴金属市況

金:4129.85ドル(+76.59)<+1.89%>
銀:51.35ドル(+1.44)<+2.89%>
プラチナ:1550.10ドル(+13.45)<+0.87%>
パラジウム:1397.42ドル(+10.42)<+0.75%>

 

24日のNY貴金属市場では、日本時間15時15分現在、金は4129.85ドル(前日比+1.89%)、銀は51.35ドル(+2.89%)、プラチナは1550.10ドル(+0.87%)、パラジウムは1397.42ドル(+0.75%)となりました。金は連邦準備理事会高官の発言を受けて上昇し、週末には12月の利下げ確率が70%を超える展開となりました。
先週の金価格は、4050ドルを中心に4000ドルから4130ドルのレンジでの動きとなりました。米政府閉鎖が終了し、政府閉鎖前に準備されていた9月の雇用統計がようやく発表されました。非農業部門雇用者数は市場予想の5万人増を大きく上回る14万4000人増となりましたが、10月分の数字に関しては単独での発表がキャンセルされ、12月16日に11月の数字に含む形で発表されることになりました。これは連邦公開市場委員会の12月会合後となるため、実質的に12月の利下げが難しいという見方が広がり、利下げ期待で買われていたリスク資産が売られる展開となりました。株価、貴金属、暗号資産ともに下げ基調となりましたが、金は4000ドルの下値を確認した後、4130ドルまで戻し、その後は4050ドルを中心とした神経質な動きが続きました。
一時40%を割り込んでいた12月の利下げ確率は、週末には70%を超えるまで上昇し、株価も底打ちの動きとなりました。連邦準備理事会関係者の発言やこれからの経済指標の出方によって、12月の利下げ動向に対する見方が大きく揺れ動いており、それに反応したAIによるトレードが現在の神経質な動きにつながっているとの指摘があります。連邦準備理事会のウォラー理事は24日、米国の労働市場はなお弱いため、12月の会合で0.25%の追加利下げを決定することが正当化されるとの考えを改めて示しました。この発言を受けて、12月の利下げ観測が強まり、金の買いが優勢となりました。
短期的には会合までは4000ドルから4150ドルというレンジが続くと見られます。神経質な動きで上下両方の動きがありそうですが、4000ドルは固いサポートとなっており、おそらくは中央銀行のような長期的買い手の関心がそこにあると考えられます。
日本の休日だった24日、アジア時間帯は弱含みで推移し、15時頃に4039ドルの安値をつけました。しかしその後の欧米では上昇基調となり、午前7時のマーケット終了時点では4100ドルを大きく超えて4139ドルまで上げました。今週は金曜日が米国のロングウィークエンドであり、経済指標もたくさん出ることから警戒の買い戻しが入ったほか、トランプ大統領の中国訪問に対する楽観的な発言で株価が上昇したことで、金にもリスクオンの動きが入ってきた可能性があります。
銀価格も24日の午前中は50ドルを割り込む場面がありましたが、その後上昇し、再び51ドル台に戻りました。先週は重要な50ドル付近で推移し、連邦準備理事会の利下げ期待の変化を吸収しながら推移しました。テクニカル面では、50.02ドルのピボットレベルが重要な基準点となっており、このレベルを維持できれば上昇の余地が広がります。次の上昇目標は51.07ドルで、その後は多年ぶりの高値である54.49ドルへの道が開けます。一方、50.02ドルを下回ると、45.72ドルから45.55ドルの重要なサポート帯が視野に入ります。
銀市場にとって注目すべきは、太陽光発電産業における需要の爆発的な増加です。2014年には6000万オンス未満だった太陽光産業での銀消費量は、2024年には2億3000万オンスを超えるまで増加しました。2030年までには保守的な予測で2億9000万オンス、積極的な予測では4億5000万オンスに達する見込みです。この急速な需要増加に対して、銀の生産量は比較的横ばいで推移しており、需給のミスマッチが拡大しています。太陽光パネル製造における銀の役割は簡単には代替できないため、再生可能エネルギーの普及が進むにつれて、銀価格への上昇圧力が持続する可能性があります。
プラチナ市場では、対S&P500指数との比率が18年間の下降ウェッジを突破し、貴金属への大規模な資金流入の初期段階を示す動きとなりました。このブレイクアウトは、チャート上で高値を更新することで確認され、プラチナが株式に対して強さを増していることを示しています。プラチナとパラジウムはともに、長年の下落を経て新たな強気サイクルを開始する兆候を見せており、セクター全体の大きな転換点を示唆しています。2008年から2023年まで下落していたプラチナ比率は方向を転換し、モメンタム指標もこのトレンド変化を裏付けています。この動きは、ハードアセットへの資金移動が進んでいることを示す広範な流れの一部であり、長年株式市場が優勢だった後、商品市場への関心が再び高まる可能性を示唆しています。
パラジウム価格は、ドル高と需要の不確実性、そして供給増加の期待により下落圧力を受けました。米国が非公式にウクライナにロシアとの停戦合意を受け入れるよう働きかけているとの報道があり、このような展開はロシアに対する制裁が緩和されることで世界的な産業金属の供給を増加させる可能性があります。ロシアは世界最大級のパラジウム輸出国の一つです。テクニカル分析では、1500ドルから1520ドルの間に抵抗線があり、全体的には強気トレンドが予想されるものの、引き続き不安定な取引が続くと見られています。パラジウムの最近の強さはプラチナのパフォーマンスと密接に関連していますが、米国労働市場の軟化と根強いインフレが需要を圧迫する可能性があるとの警告もあります。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。