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貴金属市況:3日のNY市場、銀は59.98ドルの史上最高値更新、10月の中銀金購入は53トンで今年最大

                               
2025.12.04  貴金属市況

金:4207.53ドル(-0.26)<-0.01%>
銀:58.47ドル(+1.29)<+2.26%>
プラチナ:1675.30ドル(+21.45)<+1.30%>
パラジウム:1476.99ドル(+28.28)<+1.95%>

 

3日のNY貴金属市場では、日本時間15時15分現在、金は4207.53ドル(前日比-0.01%)、銀は58.47ドル(+2.26%)、プラチナは1675.30ドル(+1.30%)、パラジウムは1476.99ドル(+1.95%)となりました。
金価格は4200ドルを中心に神経質な動きが続いています。ADPリサーチ・インスティテュートが3日に発表した11月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は3万2000人減と、市場予想の4万人増に対して予想外の減少となりました。この発表を受けて金は一時4241ドルまで上昇しましたが、上昇は短期に終わり、再び4200ドルへと戻しました。米雇用関連指標の低迷を受けて、米連邦準備理事会による利下げ観測が強まったことから、NY金先物中心限月2月限は前日比11.7ドル高の4232.5ドルとなりました。
銀価格は堅調に推移しています。銀は昨日も史上最高値を更新し、ADP雇用統計の発表時に59.98ドルをつけ、これが新たな史上最高値となりました。その後も金ほどの下げはなく、堅調さを維持しています。シカゴ・マーカンタイル取引所における個人投資家の買いが銀を支えているようです。銀価格は年初から倍増しており、1979年以来最強の年間上昇率を記録する見込みです。金銀比価は72まで低下し、2021年8月以来の水準となっています。今年4月には100を超える水準まで上昇していたことを考えると、銀の割安度合いが急激に修正されていることがわかります。
コメルツ銀行のアナリストによると、銀価格の上昇は金に対する割安感と、供給逼迫が主な要因です。6月初旬から9月末にかけて、銀上場投資信託には約3000トンの資金が流入しました。10月以降の価格上昇は、まずロンドン、現在は上海における銀供給の局所的な不足によるものです。銀協会とメタルズ・フォーカスの予測によると、銀市場は今年9500万オンスの供給不足となる見込みです。銀がもはや金に対して大幅に割安でなくなったため、銀の単独での急騰は近いうちに終わり、銀価格は再び金価格に連動して動くようになるでしょう。ただし、供給逼迫は引き続き価格を支える要因となります。コメルツ銀行は来年の銀価格を59ドルと予想しています。
世界金協議会によると、10月の中央銀行による金購入量は53トンとなり、単月では今年最大となりました。特に大きかったのは、5月から金購入を停止していたポーランド中央銀行が16トンと再び大量に購入したことです。ポーランドはこれで531トンの金を保有し、外貨準備に占める金の割合は26%となりました。ブラジルも16トンを購入し、9月の15トンに続き大量の金を購入しています。その他、ウズベキスタン9トン、インドネシア4トン、トルコ3トン、チェコ2トン、キルギスタン2トン、ガーナ2トン、中国1トン、カザフスタン1トン、フィリピン1トンが購入しました。新興国による金購入が続いています。これらは発表された数字であり、今年の発表分総量は250トンです。発表されていない購入量は約700トンと推定され、今年も約1000トン近い金が中央銀行によって購入されていることになります。
プラチナ価格は80%以上上昇し、取引所取引が始まって以来38年間で最強の年間上昇率を記録する見込みです。年間高値は10月に1730ドル超で記録され、12月初旬にも再びその水準に迫り、2013年2月以来の高値水準となりました。コメルツ銀行によると、価格上昇は金に対する大幅な割安感と供給逼迫が主な要因です。4月には金・プラチナ比価が約3.6という記録的な水準に達し、金1オンスがプラチナ1オンスの3倍以上の価格でした。その後、宝飾品購入者や投資家が金より安い代替品としてプラチナに注目し、比価は約2.5まで低下しました。世界プラチナ投資協議会の予測によると、プラチナ市場は3年連続で大幅な供給不足となる見込みですが、来年は需要が5.6%減少し、供給が約4%増加するため、わずかな供給余剰となる見通しです。
パラジウム価格は年初来約40%上昇し、回復を見せています。12月2日時点で約1471ドルとなり、前年同期比52.28%上昇しました。需要の主な原動力は引き続き自動車セクターで、パラジウム使用量の80%以上を触媒コンバーターが占めています。電気自動車の普及ペースが一部の主要市場で鈍化しており、これが予想外にハイブリッド車の需要を押し上げ、パラジウム需要を支えています。11月27日の中国での先物取引開始も市場の楽観論をさらに高めました。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。