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貴金属市況:10日のNY市場、金はFRB利下げ決定で乱高下、銀は60ドル突破で史上最高値更新

                               
2025.12.11  貴金属市況

金:4233.60ドル(+29.60)<+0.70%>
銀:61.68ドル(+3.82)<+6.60%>
プラチナ:1658.45ドル(-8.55)<-0.51%>
パラジウム:1481.43ドル(-15.57)<-1.04%>

 

10日のNY貴金属市場では、金・銀は上昇、プラチナ・パラジウムは下落しました。
米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、大方の予想通り政策金利を0.25%ポイント引き下げることを決定しました。FOMCにあわせて公表された参加者の政策金利見通し(ドットチャート)によると、2026年に0.25%ポイントの利下げが1回行われる見通しで、9月のFOMCで公表された前回のドットチャートから変化はありませんでした。NY金先物中心限月2月限は、FOMC発表前には利益確定売りで前日比11.5ドル安の4224.7ドルで取引を終えていました。
パウエル議長の会見中、金価格は乱高下する展開となりました。来年の利下げが1回にとどまる見通しを受けて一時4181ドルまで下落しましたが、FRBが短期国債を400億ドル購入してバランスシートを再拡大するという発表を受けて反発し、4238ドルまで上昇しました。この発表は市場にとって追加の流動性供給を意味し、金にとってプラス材料となりました。
銀価格は急騰し、史上最高値を更新しました。銀は3.6%上昇して60.46ドルをつけ、史上初めて60ドルを突破しました。この上昇を支えているのは、10月にロンドン市場で発生した歴史的なスクイーズによる供給逼迫が背景にあります。その懸念は最近緩和されつつありますが、世界的な供給は依然としてタイトで、中国の在庫は10年ぶりの低水準となっています。
銀ETFには大規模な資金流入が続いています。12月3日には200トンという近年最大の一日あたりの流入を記録し、これは短期的な投機ではなく長期的なポジション構築を反映しています。上海先物取引所の銀在庫は2015年以来の最低水準に落ち込み、上海金取引所の取引量も9年ぶりの低水準となるなど、供給の逼迫が顕著です。
今年の貴金属市場は全体として好調でした。年初来の上昇率は、金が55%、銀が72%、プラチナが85%、パラジウムが62%となっています。銀価格は今年で2倍となり、金の約60%上昇を大きく上回るパフォーマンスを示しています。
調査会社メタルズ・フォーカスによると、この上昇は米国の通商政策をめぐる不透明感と世界経済の成長見通しへの懸念によって支えられています。また、金や銀と同様の要因(政策の不透明感、世界経済の成長リスク、ヘッジ手段の探求)が銀にも恩恵をもたらしています。銀は今年の上昇サイクルの初期段階でパフォーマンスが相対的に劣っていたため、金の上昇に乗り遅れたと感じた価値重視の投資家を市場に引き寄せたとのことです。
プラチナとパラジウムについては、プラチナが在庫の逼迫と堅調なファンダメンタルズの交差点で強さを見せています。南アフリカでは継続的な操業上の課題と鉱山閉鎖によりプラチナ族金属の生産が減少しており、市場の供給不足に寄与して価格を押し上げています。パラジウムも恩恵を受けていますが、ファンダメンタルズの見通しがより低調なため、投資家の熱意は限定的です。メタルズ・フォーカスは、貴金属セクター全体にとってプラスの環境は来年もほぼ継続すると見ています。
金銀パラジウム合金の歯科金属をお持ちの方にとって、現在の市況は非常に好ましい展開です。銀は史上最高値を更新し60ドルを突破、金もFRBの利下げとバランスシート拡大を受けて上昇しています。貴金属市場全体が好調な一年を締めくくろうとしています。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。