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貴金属市況:22日のNY市場、金・銀・プラチナが相次いで史上最高値を更新

                               
2025.12.23  貴金属市況

金:4461.60ドル(+59.73)<+1.36%>
銀:69.26ドル(+0.30)<+0.44%>
プラチナ:2154.30ドル(+108.30)<+5.29%>
パラジウム:1796.50ドル(+6.50)<+0.36%>

 

22日のNY貴金属市場では、すべての貴金属が上昇しました。
金は前日の4337ドルから終日上昇を続け、午前中には10月21日につけた歴史的高値4381ドルを突破しました。午後には4400ドルを超え、その後も上昇が続き、一時4448ドルに達しました。前日比で約22.8ドル上昇し、中心限月の清算値で史上最高値を更新しました。この上昇の背景には、米国による追加利下げへの期待と、米国とベネズエラをめぐる軍事的緊張の高まりによる地政学的リスクへの警戒感があります。市場では2026年に2回の利下げが見込まれており、低金利環境は利息を生まない資産である金への需要を高めています。
円建て金も歴史的高値を更新し、22499円に達しました。日本の長期金利上昇と円安進行により、円建て金属価格は軒並み歴史的高値圏で推移しています。日本の10年長期金利は2%を超え、30年国債は3.423%と過去最高の水準に達しました。これは日本の長期国債が売られていることを示しており、財政政策への不安から海外投資家が円売りを強めていると見られます。
銀は史上最高値69.23ドルまで上昇し、年初来で約138%の上昇となりました。金が約67%の上昇にとどまるのに対し、銀の上昇率は2倍以上となっています。FRBの利下げ期待、供給の逼迫、地政学的リスクの高まりが安全資産への需要を押し上げています。特にイラン・イスラエル間の緊張と、米国がベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕するなど、週末の地政学的な動きが月曜日の急騰を引き起こしました。市場アナリストは銀の次の目標価格として69.45ドルから70.70ドルを予測しており、67ドルが重要なサポートラインとなっています。投資家調査によると、2026年末には銀価格は80ドルに達するとの予測が示されています。
プラチナは月曜日に4.6%以上上昇し、2000ドルの大台を突破して2054ドルまで上昇しました。これは2008年以来17年ぶりの高水準です。その後も上昇を続け、一時2139ドルの高値をつけました。今月だけで18%上昇し、年初来では約125%の上昇となっています。この急騰の要因として、欧州委員会が2035年の内燃機関車販売禁止を緩和する方針を示したことが挙げられます。EUは排出削減目標を100%から90%に変更し、内燃機関車やハイブリッド車の販売継続を認める方針です。電気自動車の普及が当初の想定より遅れているため、触媒としてのプラチナ需要が長期間にわたって堅調に推移するとの見方が強まっています。UBSは先週、プラチナの価格見通しを1オンスあたり300ドル引き上げました。さらに、中国での需要が急増しており、中国は現在世界のプラチナ地金・コイン需要の64%を占めています。これは2019年の11%から大幅に増加しています。広州先物取引所では11月27日にプラチナとパラジウムの取引が開始され、中国の投資家による旺盛な需要が価格上昇を後押ししています。プラチナ市場は2025年に85万オンスの供給不足が予想されており、これで3年連続の供給不足となります。世界の生産量の70~80%を占める南アフリカでは、鉱山の操業上の問題や労働コストの上昇により生産が制約されています。市場アナリストは、プラチナ価格が2500ドルに向かう可能性を指摘しています。
パラジウムは1781ドルまで上昇し、3年ぶりの高値近辺で推移しています。11月20日から31%上昇という驚異的な上昇を続けています。ロシアの生産者ノリリスク・ニッケルは、高いリース金利により化学・ガラスメーカーの一部がリースから直接購入に切り替えたことで、供給がさらに逼迫していると指摘しました。UBSはパラジウムの価格見通しを100ドル引き上げました。ただし、プラチナ価格がパラジウムより大幅に高い状態が続けば、自動車メーカーがガソリン車の触媒にパラジウムへの代替を進める可能性も指摘されています。現在、パラジウムはプラチナより約250ドル安い水準で取引されています。
投資家調査によると、2026年の貴金属価格は金が5136ドル(18.4%上昇)、銀が80ドル(21.3%上昇)に達すると予測されています。地政学的要因が引き続き価格の主要な推進力となる見込みですが、その影響力はやや弱まり、政府債務や金融政策の重要性が高まると見られています。
金銀パラジウム合金の歯科金属をお持ちの方にとっては、極めて好ましい市況環境が続いています。特にプラチナが17年ぶりの高値、銀が史上最高値を更新しており、売却を検討される絶好のタイミングと言えるでしょう。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。