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貴金属市況:5日のNY市場、金・銀・プラチナ・パラジウムは上昇、年末の下落から力強く回復

                               
2026.01.06  貴金属市況

金:4455.39ドル(+37.39)<+0.85%>
銀:76.66ドル(+1.18)<+1.56%>
プラチナ:2288.67ドル(+68.82)<+3.10%>
パラジウム:1724.41ドル(+57.91)<+3.47%>

 

5日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナ・パラジウムは上昇しました。
金は金曜日の引け4329ドルから4360ドル付近で寄り付き、その後じわじわと上昇を続けました。米国によるベネズエラへの軍事行動という地政学的リスクの影響が懸念されましたが、週末を経て市場は比較的落ち着いた反応を示しました。早朝には4459ドルまで上昇し、金曜日の引けから130ドル程度の上昇となりました。年末のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の証拠金引き上げによる下落局面は終息し、本来の上昇トレンドに勢いが戻りつつあります。金は2025年に約63%上昇し、1979年以来最大の年間上昇率を記録しました。
銀は金曜日の72.62ドルから一時77.86ドルまで上昇しました。年末年始の大幅な下落は絶好の買い場となりました。中国では銀の輸出ライセンス制度が1月1日に発効し、精製銀の年間輸出量約1億2100万オンス(世界の取引量の60〜70%)が北京の許可制となりました。これは2010年のレアアース規制と同様の戦略で、銀が「戦略物資」として位置づけられていることを示しています。米国も銀を重要鉱物リストに追加しており、銀の戦略的重要性が高まっています。中国の小紅書(Xiaohongshu)ではUBS SDIC銀先物ファンドでの裁定取引が話題となり、同ファンドは資産価値に対して60%以上のプレミアムで取引され、年初来で187%上昇しました。上海と倫敦の銀価格のスプレッドは一時8ドル以上に拡大し、過去最大のプレミアムを記録しました。銀は世界的な供給不足が続いており、太陽光パネル、電気自動車、AIデータセンターからの産業需要が在庫を圧迫しています。2026年の目標価格として100ドルを予測するアナリストも増えています。
プラチナは2300ドルに迫り、年末の下落から大きく回復しました。2026年に向けて供給逼迫、中国需要の急増、緩和的な金融環境が長期的な見通しを支えています。欧州連合(EU)が2035年の内燃機関車販売禁止を撤回したことで、触媒としてのプラチナ需要が長期にわたって持続する見込みとなりました。さらに排出基準の厳格化により、触媒コンバーターに必要なプラチナとパラジウムの量が増加します。中国は世界のプラチナ地金・コイン需要の大半を占めるようになり、需要の中心地として台頭しています。プラチナ市場は2025年も約85万オンスの供給不足が見込まれ、3年連続の赤字となります。南アフリカでは電力制約やコスト上昇、投資不足により生産拡大が制限されています。UBSはプラチナの価格見通しを1オンスあたり300ドル引き上げ、2026年中に3000ドルに達する可能性があるとの予測も出ています。
パラジウムも1700ドルを回復しました。UBSはパラジウムの価格見通しも100ドル引き上げています。ロシアの大手生産者ノリリスク・ニッケルは、高リース金利によりガラスや化学メーカーがリースから直接購入に切り替えており、供給が一段と逼迫していると指摘しています。
金銀パラジウム合金の歯科金属をお持ちの方にとっては、年末の下落を経て価格が急回復しており、売却を検討される場合は引き続き好機といえるでしょう。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。