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貴金属市況:7日のNY市場、金は反落、銀は下落、プラチナ・パラジウムは上昇

                               
2026.01.08  貴金属市況

金:4461.70ドル(+2.23)<+0.05%>
銀:78.77ドル(-0.45)<-0.57%>
プラチナ:2330.10ドル(+48.31)<+2.12%>
パラジウム:1791.75ドル(+63.75)<+3.69%>

 

7日のNY貴金属市場では、金・銀は下落、プラチナ・パラジウムは上昇しました。
金は取引前半に4499ドルまで上昇しましたが、その後は利益確定売りに押され下落しました。NY金先物中心限月2月限は前日比33.6ドル安の4462.5ドルで取引を終えました。トランプ米政権の高官が、ベネズエラから米国への原油供給が直ちに開始され、初回出荷は約3000万〜5000万バレルになる見通しだと述べたことで、地政学的リスクの高まりが後退し、安全資産としての金への買い需要が弱まりました。
市場では、商品指数のリバランスに関する懸念が広がっています。ゴールドマン・サックスの試算によると、S&P GSCIやブルームバーグ商品指数(BCOM)などの主要商品指数ファンドは、1月8日から5営業日にわたって年次リバランスを実施します。2025年の金と銀の大幅上昇(金は約65%、銀は約150%)により、これらの金属は指数内での比重が高まっており、リバランスでは金が約55億ドル、銀が約50億ドル規模の売りが予想されています。銀の予想売り規模は、直近2週間の平均取引高の約10%に相当します。アナリストは、この売りは価格に敏感でない技術的なフローであり、ファンダメンタルズの悪化を示すものではないとしています。なお、プラチナはこれらの指数に含まれていないため、リバランスの影響を受けません。
銀は取引前半に82.58ドル近くまで上昇しましたが、その後利益確定売りが広がり、79.63ドルまで下落しました。HSBCは銀の価格見通しを大幅に引き上げ、2026年の平均価格を従来の44.50ドルから68.25ドルに修正しました。同社のアナリスト、ジェームズ・スティール氏は、ロンドン市場の逼迫とCME先物の極端なバックワーデーション(期近高)が続いており、引き渡し可能な現物の不足は「2026年後半まで解消されない可能性がある」と指摘しています。2026年の取引レンジは約58〜88ドルと予想され、価格下落は下半期に起こりやすいとしています。世界の銀市場の供給不足は2026年に約1億4000万オンスに縮小する見込みですが(2025年は約2億3000万オンス)、引き続き価格を下支えする要因となります。金が2025年に約65%上昇したのに対し、銀は約158%上昇し、1979年以来最大の年間上昇率を記録しました。
ゴールドマン・サックスは金の目標価格を2026年半ばに5000ドルと予測しており、JPモルガンは2026年第4四半期に5055ドルを見込んでいます。UBSとシティグループは銀について2026年に約110ドルを予測しています。これらの強気見通しは、「貴金属スーパーサイクル」の初期段階にあるとの見方を反映しています。
プラチナとパラジウムは引き続き堅調です。プラチナは2330ドルに迫り、パラジウムは1800ドル目前まで上昇しました。プラチナは2025年に126%以上上昇し、パラジウムは約80%上昇しました。供給制約と電気自動車普及の鈍化による内燃機関車の需要持続が、両金属の価格を支えています。米国地質調査所が11月にプラチナとパラジウムを重要金属に指定したことも、戦略的備蓄の動きを後押ししています。
金銀パラジウム合金の歯科金属をお持ちの方にとっては、リバランスによる一時的な下落は売却の好機とはなりにくい可能性がありますが、全体的には引き続き高水準が維持されています。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。