貴金属市況:15日のNY市場において、米イラン協議を控え金は反落し銀・プラチナは続伸
金:4814.90ドル(-2.45)<-0.05%>
銀:79.41ドル(+2.51)<+3.26%>
プラチナ:2127.60ドル(+19.70)<+0.93%>
パラジウム:1580.49ドル(-3.21)<-0.20%>
15日のNY貴金属市場では、金は下落し、銀・プラチナは上昇し、パラジウムは小幅に下落しました。
15日のNY金先物中心限月6月限は前営業日比26.5ドル安の4823.6ドルで取引を終えました。取引レンジは4807.9〜4895.4ドルでした。前日に清算値ベースで約1カ月ぶりの高値をつけていたこともあり、利益確定の売りが優勢となりました。米長期金利の上昇も重しとなりました。米国とイランの停戦協議を控え、交渉の行方を見極めたいムードが広がっています。マネックスUSAのフアン・ペレス氏は、紛争をめぐる見出しに振り回されつつも、今後は経済成長にも注目が向かうとの見方を示しました。
スポット金は一時4870ドル付近まで上昇する場面もありましたが、その後は4800ドル前後を中心とした推移となりました。米国株ではS&P500が初めて7000ポイントを上回るなど主要指数が史上最高値を更新し、リスク資産への資金流入が意識されました。
銀は前営業日比0.095ドル高の79.628ドルと続伸し、ドル安が下支えとなりました。プラチナは29.8ドル高の2130.50ドルと続伸し、自動車・産業需要の回復期待が意識されたとみられます。
シルバー協会(Silver Institute)系の年次レポート「World Silver Survey 2026」では、2025年の世界銀市場で1252トンの供給不足(ETPを含めると9902トン)、2026年も1439トンの不足(ETPを含めると2372トン)が示され、構造的な需給のひっ迫が続くとの見通しが示されました。
世界最大の金ETF「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は15日時点で前日比2.28トン増の1051.763トンとなりました。2024年12月末比では179.24トンの増加です。
歯科金属に使われる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、銀相場は需給引け続き意識されつつも、株高や金利で貴金属各品目の動きに差が出ております。売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






