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貴金属市況:25日のロンドン市場において、米伊交渉進展観測を受け金・銀は上昇、NY市場は休場

                               
2026.05.26  貴金属市況

金:4576.43ドル(+57.93)<+1.29%>
銀:78.20ドル(+2.27)<+2.99%>
プラチナ:1979.54ドル(+23.99)<+1.23%>
パラジウム:1401.61ドル(+20.69)<+1.50%>

 

25日の貴金属市場では、金・銀・プラチナ・パラジウムは上昇しました。
25日のNY金先物(COMEX金)はメモリアルデーのため休場となりました。米国の株式・債券市場も休日のため、取引はロンドン時間帯やCMEの時間外取引が中心となり、全体としては薄商いのなかで値動きが限定的でした。週末に米国とイランの交渉が進展しているとの報道が流れたことを受け、寄り付きから貴金属は上昇して始まりました。スポット金は一時4579ドル付近まで上昇し、4570ドル前後で堅調さを維持する展開とみられます。米国側の報道では60日間の停戦延長とホルムズ海峡再開を含む合意案に近いとの説明があり、原油価格の下落やインフレ懸念の後退が意識されました。一方、トランプ大統領は正式な合意が署名されるまでイラン港湾への海上封鎖を継続する方針を示し、濃縮ウランをめぐる食い違いも残るため、楽観は限定的との見方も出ています。
銀は金の上昇率を上回る動きとなり、金銀比は58.7対1まで縮小したとの説明があります。エネルギーコスト低下が工業需要の見通しを支える材料視されたほか、ドル指数の軟化も買い材料となりました。22日のNY時間帯の終値4523.2ドルからは戻しが進んだ流れです。プラチナやパラジウムも同様に上昇方向で推移したとの報道があり、具体的な合意の有無を見極める展開が続くとみられます。英国やスイス、香港の金融市場も休日にあたり、他資産市場の動きが乏しいなかでは、地政学ニュースへの反応が相場の主役となりました。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、休場明けの値動きが荒れやすい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事は英国時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。