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貴金属市況:1日のNY市場において、米製造業景気指数の上振れを受け金は大幅反落

                               
2026.06.02  貴金属市況

金:4482.50ドル(-21.50)<-0.48%>
銀:74.89ドル(-0.75)<-0.99%>
プラチナ:1931.30ドル(-9.05)<-0.47%>
パラジウム:1367.75ドル(+0.25)<+0.02%>

 

1日のNY貴金属市場では、金は大幅に反落、銀は大幅に続落、プラチナは小幅に反落、パラジウムは小幅に上昇しました。
1日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比86.7ドル安の4506.3ドルで取引を終えました。取引レンジは4476.0~4577.3ドルでした。米供給管理協会(ISM)が発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.0と、4月の52.7から上昇し、市場予想53.0を上回り、2022年5月以来4年ぶりの高水準となりました。イランとの戦争を背景とした価格上昇や供給不足を見越した発注前倒しが押し上げ要因との見方もあり、外国為替市場でドル指数が上昇したことから、ドル建てで取引される金は売り優勢となりました。週明けはイスラエルによるレバノン攻撃や米国との交渉中止の発表を受け、WTI原油が急騰し、金も一時4500ドル台から4445ドル付近まで下落した場面もありました。一方でトランプ大統領は交渉は継続中との発信もあり、米伊間の合意案について双方の食い違いが残るなか、地政学リスクと利上げ観測がドル高を支える展開となりました。
銀のNY先物7月限は前営業日比0.621ドル安の75.254ドルと大幅続落しました。金の軟調さとドル高を受けて売りが優勢となったとの説明があります。プラチナの7月限は前営業日比1.1ドル安の1928.40ドルでした。原油価格の上昇がインフレ懸念を再燃させ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が金銀の上値を抑える要因となっています。対照的に銅やアルミニウムは供給引き締まりを背景に強含みの声も出ており、貴金属との対照的な動きが注目されています。
世界最大の金ETF「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日時点で前日比0.29トン減の1028.856トン、2024年12月末比では156.34トンの増加でした。歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、中東情勢の報道一つで急騰と急落が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。