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貴金属市況:11日のNY市場において、イラン攻撃中止報道で反発も金は小幅続落

                               
2026.06.12  貴金属市況

金:4233.36ドル(+147.81)<+3.62%>
銀:67.86ドル(+4.16)<+6.53%>
プラチナ:1734.40ドル(+66.90)<+4.01%>
パラジウム:1289.50ドル(+45.13)<+3.63%>

 

11日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは続落、パラジウムは反発しました。
11日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比19.3ドル安の4114.0ドルで取引を終えました。取引レンジは4046.2~4241.3ドルでした。米国によるイランへの攻撃を受け、売りが優勢となり一時4022ドル付近まで下落し、昨年11月以来の安値圏となりました。午後にはトランプ大統領がイランへの攻撃を中止したと明らかにし、イランとの合意が近いとの発言も重なって原油価格が下落したことで買い戻しが入り、4070ドル台から一時4240ドル超えまで上昇する場面もありました。ただ前日の米消費者物価指数(CPI)上振れを背景とした米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測は残り、終値では小幅な反落となりました。
銀のNY先物7月限は前営業日比0.739ドル安の64.001ドルと大幅続落で引けましたが、日中は61.45ドル付近の安値から67.94ドル付近まで急反発するなど、約10%に及ぶ値幅の乱高下となりました。プラチナの7月限は前営業日比25.2ドル安の1665.70ドルでした。パラジウムは他の貴金属より下げ幅が限定的との見方もあり、前日比では買い戻しが入った流れです。米伊情勢の報道一つで急落と急騰が続く地合いが変わらず、ホルムズ海峡をめぐる対立やFRBの金融政策観測も引き続き意識されています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、こうした乱高下が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。