貴金属市況:12日のNY市場において、米伊戦闘終結期待で金は大幅反発
金:4284.90ドル(+102.45)<+2.45%>
銀:69.97ドル(-7.73)<-9.95%>
プラチナ:1755.76ドル(+27.81)<+1.61%>
パラジウム:1318.00ドル(+28.63)<+2.22%>
12日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは反発しました。
12日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比124.8ドル高の4238.8ドルで取引を終えました。取引レンジは4191.1~4267.8ドルでした。米国とイランの戦闘終結に向けた覚書が早ければ14日にも署名される可能性があるとの報道を受け、原油価格が3%超下落したことで米インフレ懸念と年内の米連邦準備理事会(FRB)利上げ観測が後退し、金利を生まない資産である金は買い優勢となりました。5月の米消費者物価指数(CPI)上振れや中東情勢の緊迫化で一時4022ドル付近まで下落したあとの買い戻しとも重なり、2日連続の上昇となりました。エネルギー価格が5月のCPI上昇の6割以上を占めたとの指摘もあり、原油安が利上げ観測を和らげる材料として意識されています。
銀のNY先物7月限は前営業日比3.973ドル高の67.974ドルと大幅反発しました。金相場と同様、米国とイランの覚書草案が合意に近づいているとの観測が買い材料となりました。プラチナの7月限は前営業日比46.5ドル高の1712.20ドルでした。一方、合意の最終確認やホルムズ海峡の通航見通しには依然として不透明感が残るとの見方も出ており、米伊情勢の報道一つで方向感が変わりやすい地合いは続いています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、急落と急騰が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






