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貴金属市況:15日のNY市場において、米伊覚書合意で金は大幅続伸

                               
2026.06.16  貴金属市況

金:4309.36ドル(+3.94)<+0.09%>
銀:69.98ドル(+0.04)<+0.06%>
プラチナ:1776.25ドル(+11.40)<+0.65%>
パラジウム:1346.52ドル(+27.52)<+2.09%>

 

15日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは大幅に続伸、パラジウムは上昇しました。
15日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比112.8ドル高の4351.6ドルで取引を終えました。取引レンジは4283.4~4391.5ドルでした。トランプ米大統領が交流サイトに米国とイランの合意が完了したと投稿し、仲介役のパキスタン・シャリフ首相も合意成立を発表しました。合意文書は19日の正式署名式の後に公表されるとの説明があり、ホルムズ海峡も全面的に開放されると述べられたことで、原油価格が下落し米長期金利も低下、金利を生まない資産である金は買い優勢となりました。日中は一時4370ドル付近まで上昇したあと、合意内容の詳細が未公表であることや履行の見通しへの慎重姿勢から売り戻しが入る場面もありました。
銀のNY先物7月限は前営業日比2.206ドル高の70.18ドル、プラチナの7月限は前営業日比60.6ドル高の1772.80ドルと大幅続伸しました。相関性の高い金相場と同様、和平合意を受けた買いが優勢となったとの説明があります。パラジウムも買い戻しが入った流れです。今後はホルムズ海峡での実務的な交渉の進展が焦点となり、合意関連の報道次第で乱高下が続くとの見方も出ています。米連邦準備理事会(FRB)の政策判断も引き続き意識されています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、米伊情勢の報道で急騰と急落が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。