貴金属市況:17日のNY市場において、FOMC前に金は続伸、結果発表後は時間外で売り優勢
金:4258.66ドル(-68.34)<-1.58%>
銀:67.98ドル(-2.32)<-3.30%>
プラチナ:1743.86ドル(-44.56)<-2.49%>
パラジウム:1320.16ドル(-8.34)<-0.63%>
17日のNY貴金属市場では、金・銀は上昇、プラチナは反落しました。
17日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比27.0ドル高の4381.4ドルで取引を終えました。取引レンジは4237.4~4403.6ドルでした。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えた様子見のなか、株高などリスク選好の動きを受けて押し目買いが入り、一時4382ドル付近まで上昇し、6月5日以来の高値圏となりました。引け後に発表されたFOMCでは、政策金利の誘導目標を3.5~3.75%で据え置き、評決は全会一致となりました。声明文は簡略化され、緩和バイアスが削除されたほか、フォワードガイダンスは示されませんでした。政策担当者19人のうち9人が年内の利上げが必要になると考えていることが明らかになり、年内の利下げ観測から利上げ観測へと転じたとの見方が強まり、時間外取引では金の売りが優勢となり、一時4218ドル付近まで急落する場面もありました。
銀のNY先物7月限は前営業日比0.754ドル高の70.767ドルと大幅反発しました。プラチナの7月限は前営業日比21.8ドル安の1792.90ドルでした。ケビン・ウォーシュ氏が議長として初めて招集したFOMCを受け、ドル指数と米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である貴金属全体への圧力が意識されました。米国とイランの和平合意観測で原油安が続くなかでも、利上げ観測の再燃が相場の主な材料となっています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、FOMCや米伊情勢の報道で急落が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






