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貴金属市況:22日のNY市場において、ホルムズ海峡再封鎖を受け金は大幅続落

                               
2026.06.23  貴金属市況

金:4192.80ドル(-4.33)<-0.10%>
銀:65.23ドル(-1.29)<-1.94%>
プラチナ:1686.70ドル(+7.54)<+0.45%>
パラジウム:1275.15ドル(-2.44)<-0.19%>

 

22日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは続落、パラジウムは小幅に反落しました。
22日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比43.2ドル安の4202.7ドルで取引を終えました。取引レンジは4138.7~4238.1ドルでした。米国とイランの協議進展を背景に買いが入る場面もありましたが、イスラエルがレバノン南部でヒズボラを攻撃したことなどを受け、イランがホルムズ海峡の封鎖を再び発表しました。21日にスイスで行われた米伊協議は、レバノン情勢や海峡再封鎖をめぐりトランプ大統領が態度を硬化し、イラン側も交渉団が会場を離れたとの報道が重なり、軟調に推移しました。外国為替市場でドル指数が上昇したことから、ドル建てで取引される金は売り優勢となりました。前日は4200ドル付近の狭いレンジで推移したとの見方もあり、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が上値を抑える一方、下値では4000ドル付近への意識も残っています。
銀のNY先物7月限は前営業日比0.736ドル安の65.583ドル、プラチナの7月限は前営業日比35.1ドル安の1672.20ドルと続落しました。世界の金ETFでは週ベースの資金流入が4月中旬以来最大となったとの報告があり、これまで続いていた流出から雰囲気が変わりつつあるとの見方も出ています。中国の5月の貴金属輸入統計では、金とプラチナは引き続き大量の輸入が続いた一方、銀とパラジウムは大きく減少したとの説明があります。米伊情勢の報道一つで方向感が変わりやすい地合いが続いています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、中東情勢と金利動向で急落が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。