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貴金属市況:25日のNY市場において、PCE予想通りでドル安・金は反発

                               
2026.06.26  貴金属市況

金:4031.41ドル(+53.61)<+1.35%>
銀:57.99ドル(+0.90)<+1.58%>
プラチナ:1606.82ドル(+58.12)<+3.75%>
パラジウム:1195.20ドル(-35.96)<-2.92%>

 

25日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは反発、パラジウムは下落しました。
25日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比38.8ドル高の4047.6ドルで取引を終えました。取引レンジは3976.3~4060.0ドルでした。アジア時間から夜9時過ぎまでは4000ドルを下回る展開が続き、前日安値の3958.75ドル付近を下回らない形で底打ち感が意識されました。午後21時30分に発表された米5月個人消費支出(PCE)物価指数は前年比4.1%上昇と市場予想どおりで、2023年4月以来初の4%超となりました。コアPCEも前年比3.4%と予想通りで、想定以上のインフレ再加速は限定的と受け止められ、外国為替市場でドル安が進行。ドル建てで取引される金は割安感から買い優勢となり、4000ドルを超えて一時4060ドル付近まで上昇しました。長期金利もPCE発表後に下落し、過度なドル高・金利上昇の修正が入ったとの見方も出ています。
銀のNY先物7月限は前営業日比0.274ドル高の58.361ドルと小幅反発にとどまり、金の戻りに比べて伸び悩みました。金銀比は一時71付近まで上昇し、69前後と2025年12月以来の高水準が意識されています。プラチナの7月限は前営業日比21.1ドル高の1603.0ドルで反発しました。パラジウムは金・銀・プラチナと異なり売り優勢の流れが続いたようです。ホルムズ海峡周辺の地政学リスクや堅調な米経済指標も引き続き意識され、金は4000ドル台を維持する一方、週間ベースでは4週連続の下落圏にあるとの分析も出ています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、4000ドル割れからの反発局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。