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貴金属市況:29日のNY市場において、中東情勢不透明で金は大幅反落

                               
2026.06.30  貴金属市況

金:4015.00ドル(-44.28)<-1.09%>
銀:58.29ドル(-0.48)<-0.82%>
プラチナ:1588.90ドル(-28.40)<-1.76%>
パラジウム:1232.75ドル(+47.34)<+3.99%>

 

29日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは反落、パラジウムは上昇しました。
29日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比57.4ドル安の4038.9ドルで取引を終えました。取引レンジは4012.0~4102.9ドルでした。寄り付きは高値圏からスタートしたものの、日中は下落基調が続き、一時4000ドル付近まで押し下げられた後、4010~4020ドル台で推移しました。米国とイランの軍事衝突を背景に両国の協議進展への不透明感が広がり、レバノンとイスラエルの停戦枠組み合意を巡る対立も重なり、中東情勢の先行き不透明感が強まりました。原油価格の上昇がインフレ懸念を刺激し、金利上昇観測と相まって金の売りが優勢となりました。米国株は上昇したものの、貴金属への買いは限定的な展開でした。
銀のNY先物9月限は前営業日比1.042ドル安の58.632ドル、プラチナの10月限は前営業日比55.0ドル安の1592.30ドルと、金と同様に大幅反落しました。パラジウムは金・銀・プラチナと異なり買い優勢の流れが続いたようです。先週の4000ドル割れ局面では金ETFから資金流出が拡大し、北米のETFを中心に売り越しが目立ったとの報道もあり、ドル高局面での投資家の金売りが意識されています。一方、中央銀行の買い入れが続くとの見方も出ています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、4000ドル付近まで押し戻された局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。