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貴金属市況:1日のNY市場において、ウォーシュFRB議長発言と雇用鈍化で金は反発

                               
2026.07.02  貴金属市況

金:4039.67ドル(+74.67)<+1.88%>
銀:59.32ドル(+1.82)<+3.17%>
プラチナ:1582.40ドル(+48.40)<+3.16%>
パラジウム:1223.95ドル(+33.47)<+2.81%>

 

1日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナ・パラジウムはいずれも反発しました。
1日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比43.9ドル高の4082.4ドルで取引を終えました。取引レンジは3973.0~4131.0ドルでした。アジア時間の午前中は4000ドルを下回る場面があったものの、午後には再び4000ドルを回復する展開が続きました。ポルトガル・シントラで開かれた中央銀行総裁のパネル討論会で、米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長がインフレ期待とインフレリスクはここ数週間で低下してきたと述べ、市場予想ほどタカ派的な内容ではなかったと受け止められ、金は買い優勢となり一時4114ドル付近まで急騰しました。その後は売りが入り上値の重い展開となりました。ADPリサーチ・インスティテュートが発表した6月の民間雇用者数は9万8000人増と、5月の12万2000人増から伸びが鈍化し、事前予想の11万8000人増を下回り、雇用の減速感も買い材料として意識されました。
銀のNY先物9月限は前営業日比0.589ドル高の60.511ドルと大幅続伸し、ウォーシュ議長発言を契機に58.50ドル台から一時61ドル手前まで上昇した後、値を戻した流れが報じられています。プラチナの10月限は前営業日比34.1ドル高の1599.90ドル、パラジウムも1100ドル台前半の安値圏から反発したとの見方が出ています。原油価格の下落がインフレ懸念を和らげる一方、FRBの金融政策が相場の主な焦点となっている状況が続いています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、4000ドル割れからの反発が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。