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貴金属市況:8日のNY市場において、トランプ発言で原油高・金利上昇、金は大幅続落

                               
2026.07.09  貴金属市況

金:4078.50ドル(-46.79)<-1.13%>
銀:58.43ドル(-2.15)<-3.55%>
プラチナ:1594.46ドル(-38.76)<-2.37%>
パラジウム:1225.92ドル(-45.06)<-3.55%>

 

8日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナ・パラジウムはいずれも大幅に反落しました。
8日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比75.0ドル安の4082.4ドルで取引を終えました。取引レンジは4032.5~4144.7ドルでした。トランプ大統領がNATO首脳会議でイランとの暫定停戦を「終わった」と述べ、米財務省がイラン原油販売を認めていた一時的な制裁免除を撤回したことで、夕方17時ごろに原油価格が急騰し、金は4120ドル付近から4040ドル付近まで急落、一時4021ドルまで押し下げられました。ブレント原油は一時6%超上昇して1バレル74ドル台に達し、原油高がインフレ懸念を再燃させ、米10年債利回りは4.58%超まで上昇したことから、金利を生まない資産である金は売り優勢となりました。その後は原油の反落とともに持ち直し、4090ドル付近まで戻した流れが報じられています。
銀のNY先物9月限は前営業日比2.79ドル安の58.54ドル、プラチナの10月限は前営業日比75.2ドル安の1587.80ドルと大幅反落し、パラジウムも大きく売られた流れです。ホルムズ海峡をめぐる地政学リスクが再び意識され、利上げ観測の高まりが金銀パラジウムに重しとなりました。ロシア中央銀行の金準備が財政赤字や外貨不足を背景に減少し続けているとの報道もあり、実需の動きが注目されています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、地政学リスク再燃で急落した局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。