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貴金属市況:13日のNY市場において、ホルムズ封鎖で原油高・金は大幅続落

                               
2026.07.14  貴金属市況

金:4003.02ドル(-47.85)<-1.18%>
銀:57.70ドル(-0.15)<-0.26%>
プラチナ:1608.53ドル(+8.70)<+0.54%>
パラジウム:1256.56ドル(+6.75)<+0.54%>

 

13日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナ・パラジウムはいずれも大幅に反落しました。
13日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比108.0ドル安の4005.7ドルで取引を終えました。取引レンジは3992.9~4111.6ドルでした。イランのホルムズ海峡封鎖宣言に対し、トランプ大統領が海上封鎖再開と通航貨物への20%費用負担を示唆し、WTI原油は9%超上昇しました。金は4060ドル付近から一時3985ドルまで下落し、4000ドルを試す展開となりました。ウォーラーFRB理事のタカ派発言も重しとなり、原油高からのインフレ懸念でドル高・米金利高が進み、金利を生まない資産は売り優勢となりました。銀の9月限は前営業日比2.193ドル安の57.972ドル、プラチナの10月限は前営業日比15.4ドル安の1613.60ドルと続落しました。
金は、ETF流出が続く一方、ポーランドや中国の中央銀行買いが健在で、地政学リスクより金利見通しが価格を支配しているとの見方が出ています。銀は、50日移動平均が200日線を下抜けるデス・クロスが意識され、Perth Mintの6月販売が2012年4月以来最低に落ち込むなど実物需要の冷え込みが報じられています。PGMは、先週までの金銀との乖離が解消され、プラチナ・パラジウムも金利・ドル要因で売られた一方、WPICは4年連続の市場赤字を指摘しています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、4000ドル割れまで押し戻された局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。