貴金属市況:15日のNY市場において、CPI・PPI軟化も原油高で金は小幅反落
金:4057.71ドル(+31.71)<+0.79%>
銀:57.73ドル(-0.33)<-0.57%>
プラチナ:1683.01ドル(+53.59)<+3.29%>
パラジウム:1321.20ドル(+17.45)<+1.34%>
15日のNY貴金属市場では、金は小幅に反落、銀は大幅に反落、プラチナは小幅に反落しました。
15日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比17.9ドル安の4051.8ドルで取引を終えました。取引レンジは4023.3~4089.1ドルでした。6月の消費者物価指数(CPI)が前年比3.5%上昇と市場予想を下回り一時4100ドル付近まで急騰したものの、米軍のイラン攻撃で原油が1バレル80ドル台まで上昇し売りが先行しました。その後、6月の生産者物価指数(PPI)が前年比5.5%上昇・前月比0.3%低下と予想を下回り、利上げ観測の後退で買い戻しが入り下げ幅は縮小しました。銀の9月限は前営業日比1.671ドル安の57.433ドル、プラチナの10月限は前営業日比1.0ドル安の1641.70ドルと続落しました。
金はCPI・PPIの軟化で一時的な下支えを受けたものの、原油高がインフレ懸念を再燃させ4000ドル付近の攻防が再開しているとの見方が出ています。銀は58~60ドルの狭いレンジで膠着し、CPI軟化・原油高・インド輸入規制の三つの力が方向感を奪っている状況です。プラチナは中国消費の拡大やパラジウムからの代替需要を背景にCPI後に相対的に底堅い動きが報じられ、パラジウムは4週間ぶりの高値圏まで反発した流れです。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、インフレ指標後の乱高下が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






