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貴金属市況:16日のNY市場において、雇用堅調・ドル高で金は4000ドル割れ

                               
2026.07.17  貴金属市況

金:3980.30ドル(-52.65)<-1.31%>
銀:55.57ドル(-2.74)<-4.70%>
プラチナ:1628.32ドル(-28.68)<-1.73%>
パラジウム:1266.25ドル(-39.25)<-3.01%>

 

16日のNY貴金属市場では、金・銀は大幅に反落、プラチナは小幅に上昇しました。
16日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比59.7ドル安の3992.1ドルで取引を終えました。取引レンジは3973.4~4071.9ドルでした。米・イラン間の軍事衝突が5日目に突入し、停戦合意は事実上無効化されたほか、イランが紅海封鎖を示唆する報道も出て、Brent原油は85ドル超、WTIも80ドル前後まで上昇しました。新規失業保険申請件数が208,000件と予想217,000件を下回り雇用の堅調さが示されたことで米金利が上昇、ドル高が進み、金は4000ドルを割り込みました。銀の9月限は前営業日比1.246ドル安の56.187ドルと大幅続落、プラチナの10月限は前営業日比0.8ドル高の1642.50ドルで小幅反発しました。
金はCPI・PPI軟化後の反発を地政学とドル高が上回り、4000ドル割れで週間安値圏まで押し下げられているとの見方が出ています。銀は工業需要への懸念も重なり金より大きく下落し、金銀比は70対1付近まで拡大した流れです。プラチナは3週間ぶりの高値圏まで反発したものの地政学リスクで小幅後退、パラジウムは7月の回復基調を維持しつつ1350ドル付近の抵抗を試す段階にあるとの報道があります。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、4000ドル割れまで押し戻された局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。