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貴金属市況:20日のNY市場において、原油高・金利上昇で金は小幅反落、銀は反発

                               
2026.07.21  貴金属市況

金:4015.40ドル(+4.61)<+0.12%>
銀:56.72ドル(+0.16)<+0.28%>
プラチナ:1604.96ドル(+19.06)<+1.20%>
パラジウム:1266.28ドル(+26.53)<+2.14%>

 

20日のNY貴金属市場では、金・プラチナは反落、銀は大幅に上昇しました。
20日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比2.9ドル安の4015.9ドルで取引を終えました。取引レンジは3986.5~4046.0ドルでした。米・イラン間の攻撃が9日連続で続き、ホルムズ海峡の緊迫化でBrent原油は90ドル超まで上昇しました。原油高がインフレ警戒感を強め米10年債利回りは4.6%付近まで上昇し、金利を生まない資産である金は売り優勢となりました。4000ドル前後での攻防が続くなか、アジア時間には一時3982ドルまで下落した後、4010ドル付近まで戻した流れも報じられています。銀の9月限は前営業日比0.746ドル高の57.072ドルと大幅続伸し、2025年11月以来の安値圏から2日連続で反発しました。プラチナの10月限は前営業日比8.5ドル安の1604.0ドルと1600ドル割れとなりました。
金は地政学リスクとドル高・利上げ期待が綱引きし、4000ドルが生命線として意識されているとの見方が出ています。銀は30日で17%下落した調整後、金銀比69対1付近まで拡大したものの、構造的供給赤字が長期の下支え要因として引き続き意識されています。プラチナはWPICが2026年の市場赤字を29.7万オンスに上方修正するなど供給逼迫論が報じられる一方、1600ドル割れで軟調な展開が続いており、パラジウムは6月安値圏からの回復基調が維持されているとの報道があります。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、4000ドル攻防と銀の底値圏反発が続く局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。