貴金属市況:27日のNY市場において、地政学一服で金・プラチナは上昇、銀は反落
金:4072.13ドル(-19.38)<-0.47%>
銀:58.36ドル(-1.10)<-1.85%>
プラチナ:1623.60ドル(-2.35)<-0.14%>
パラジウム:1294.25ドル(+24.01)<+1.89%>
27日のNY貴金属市場では、金・プラチナは上昇、銀は反落しました。
27日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比6.2ドル高の4077.0ドルで取引を終えました。取引レンジは4067.1~4119.3ドルでした。週末に米国がイランへの攻撃停止を受け、中東情勢の不透明感が和らいだことで原油高に伴うインフレ懸念が後退し、米長期金利が低下、金利を生まない資産である金は買い優勢となりました。朝方には4115ドル付近まで上昇したものの、その後目新しい材料に乏しく緩やかな調整となりました。銀の9月限は前営業日比0.194ドル安の58.712ドルと反落し、金と同様に金利低下で買われた後、先行き不透明感から戻り売りが優勢となりました。プラチナの10月限は前営業日比28.1ドル高の1632.20ドルと反発しました。
28日から7月のFOMCが始まり、声明と議長会見が注目されています。7月利上げの可能性は36%程度、9月は54%程度と見られています。
金は4000ドル前後での攻防が5週目に入り、中国6月の金輸入173.3トンなど実需の買いが下支え要因として意識されています。銀は55~60ドルのレンジで60ドル割れの膠着が続き、6年連続の供給赤字が中長期論点として報じられています。プラチナは1600ドル前後の攻防から1630ドル台へ回復し、WPICの供給赤字見通しや中国の輸入増が意識されており、パラジウムも1250~1300ドル圏で底堅い動きが続いているとの報道があります。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、FOMCを控えた方向感に乏しい展開です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






