貴金属市況:30日のNY市場において、FOMC据え置き受け金・銀・プラチナは大幅反発
金:4112.28ドル(+75.79)<+1.88%>
銀:59.15ドル(+1.91)<+3.34%>
プラチナ:1664.27ドル(+82.45)<+5.21%>
パラジウム:1323.96ドル(+78.03)<+6.26%>
30日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは上昇しました。
30日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比63.6ドル高の4160.6ドルで取引を終えました。取引レンジは4085.0~4180.2ドルでした。前日のFOMCで政策金利が据え置かれたことを受け、金利を生まない資産である金は買い優勢となりました。6月の個人消費支出価格指数(PCE)や国内総生産(GDP)の伸びが前月より減速したとの見方も、利上げ圧力の後退として金の買い材料となりました。銀の9月限は前営業日比0.928ドル高の59.017ドルと大幅続伸し、59ドルに接近しました。プラチナの10月限は前営業日比57.9ドル高の1660.20ドルと大幅反発し、1650ドルを超えました。パラジウムも1300ドルを超える上昇が報じられています。為替市場ではドル円が163円台から一時157円台まで円高が進む場面があり、円建て金価格には若干の重しとなったとの見方もあります。9月の利上げ確率は63%前後と報じられており、金の上値を抑える要因として意識されています。
金は4100ドル前後が短期の分水嶺となっており、中央銀行や小売の押し目買いが下支え要因として意識されています。銀は57~59ドル帯で、6年連続の供給赤字が中長期の下支えとして報じられています。プラチナは1600ドル前後から1660ドル台へ回復し、南アの供給減やWPICの赤字見通しが中長期論点として意識されており、パラジウムは自動車のEV化による需要縮小や供給余剰見通しが指摘されるなかでも、一時的な買い戻しが入ったとの報道があります。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、FOMC後の反発局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






