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貴金属市況:31日のNY市場において、米長期金利上昇で金・銀は大幅反落

                               
2026.08.03  貴金属市況

金:4068.02ドル(-11.18)<-0.27%>
銀:58.51ドル(+0.07)<+0.12%>
プラチナ:1666.02ドル(+25.85)<+1.58%>
パラジウム:1301.66ドル(-1.34)<-0.10%>

 

31日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは下落しました。
31日のNY金先物中心限月8月限は前営業日比51ドル安の4049.1ドルで取引を終えました。米長期金利が上昇し、年初来高値圏をつけたことで金利を生まない資産である金は売り優勢となりました。12月限では前営業日比53.6ドル安の4107.0ドル、取引レンジは4076.4~4170.7ドルでした。銀の9月限は前営業日比1.231ドル安の57.786ドルと大幅反落し、プラチナの10月限は前営業日比1.5ドル安の1658.70ドルと小幅反落しました。SPDRゴールド・シェアの現物保有量は31日時点で前日比0.86トン減の1007.015トンとなりました。
先週を振り返ると、最大のイベントはFOMCで政策金利は据え置きとなり、30日は米GDPの下振れやドル安を背景に金は4160ドル台まで上昇しました。個人消費支出価格指数(PCE)も前月比0.1%と予想の0.2%を下回り、利上げ圧力後退として買い材料となりました。しかし上げは続かず、31日は高値から大きく下げ、一時4020ドル付近まで押し下げられました。引け間際にはイランへの軍事行動に関する発言を受け原油が急騰し、金は4050ドル付近から4040ドル付近へ下げて週間を終えました。為替では日銀によるドル売り介入観測からドル円が一時157円台まで急落し、円建て金価格の重しとなりました。
金は4000ドルが当面の下値として意識されつつ、売り圧力も残るとの見方が出ています。銀は58ドル台で膠着し、7月8日以降60ドルを超えられない展開が続いています。プラチナは1600ドルを守りつつ、一時1660ドル台を試す場面もあり、南アの供給リスクやWPICの赤字見通しが中長期論点として意識されています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、週明けも値動きが激しい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。