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貴金属市況:7日のNY市場において、雇用統計悪化で金・銀・プラチナは大幅反発

                               
2026.08.10  貴金属市況

金:4344.80ドル(+60.25)<+1.41%>
銀:63.76ドル(+0.26)<+0.41%>
プラチナ:1759.50ドル(+2.52)<+0.14%>
パラジウム:1380.41ドル(+3.17)<+0.23%>

 

7日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは上昇しました。
7日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比100.1ドル高の4399.7ドルで取引を終えました。取引レンジは4288.0~4432.3ドルでした。米労働省が発表した7月の非農業部門雇用者数は前月比2万3000人減と、市場予想の約8万人増を大きく下回り、5カ月ぶりの減少となりました。過去2カ月分も大幅に下方改定され、ドル指数の下落や米長期金利の低下を背景に、金利を生まない資産である金は買い優勢となりました。スポットでは一時4371ドルまで上昇したとの報道もあります。銀の9月限は前営業日比1.893ドル高の63.499ドルと大幅反発し、プラチナの10月限は前営業日比21.7ドル高の1759.60ドルと反発しました。9月の利上げ確率は約30%前後まで低下し、据え置きがメインシナリオとして意識されています。
先週を振り返ると、ほぼ2カ月続いた4000ドル前後の膠着から一気に上放れし、週間では金が+7%超、銀が+10%超との見方が出ています。週半ばにはホルムズ海峡再開への合意期待も買い材料となりましたが、雇用統計のネガティブサプライズが上げを加速させました。
金は4000ドル攻防から4400ドル視界へと景色が変わり、次の関門として4450~4500ドルが意識されているとの見方が出ています。銀は50日移動平均を上抜けて63ドル台で週を終え、プラチナは地上在庫が需要カバー3カ月未満との論点が再浮上しており、パラジウムも1380ドル前後で回復を試す動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、急騰後も値動きが激しい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。