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貴金属市況:14日のNY市場において、小売売上高悪化とドル安で金・銀は反発

                               
2026.08.17  貴金属市況

金:4378.05ドル(+47.05)<+1.09%>
銀:64.96ドル(+0.77)<+1.20%>
プラチナ:1758.10ドル(+42.30)<+2.47%>
パラジウム:1332.50ドル(+24.10)<+1.84%>

 

14日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは上昇しました。
14日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比16.9ドル高の4437.3ドルで取引を終えました。取引レンジは4365.5~4454.6ドルでした。米商務省が発表した7月の小売売上高は前月比0.6%減と、予想の0.1%増を下回り、9カ月ぶりのマイナスとなりました。これを受けてドル安が進行し、金利を生まない資産である金は買い優勢となりました。銀の9月限は前営業日比0.115ドル高の65.108ドルと反発し、プラチナの10月限は前営業日比24.70ドル高の1756.90ドルと反発しました。スポットでは週内に一時4450ドル近辺まで上昇したとの報道もあります。
先週を振り返ると、7月の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)がインフレ鈍化を示したことで、9月の利上げ確率は約33%前後まで低下し、据え置きがメインシナリオとして意識されています。金ETFへの資金流入も過去2週間で55トン規模との見方が出ており、COMEXの投資家ポジション増加と合わせ、短期筋の買い戻しが4000ドルからの急騰を支えたとの分析があります。一方、イランとの交渉停滞や原油の戻りが上値を抑える要因としても報じられています。
金は4300~4500ドルのレンジ攻防が続き、4400ドル定着が意識されています。銀は65ドル前後で60~70ドル帯の深部を試す展開となり、プラチナは1760ドル前後で在庫薄や構造赤字が中長期論点として意識されており、パラジウムも1330ドル前後で小幅追随の動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、急騰後の揉み合い局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。