貴金属市況:17日のNY市場において、利上げ後退と地政学懸念で金・銀は続伸
金:4422.80ドル(+27.80)<+0.63%>
銀:65.92ドル(+0.20)<+0.30%>
プラチナ:1778.60ドル(+25.93)<+1.48%>
パラジウム:1333.90ドル(+0.48)<+0.04%>
17日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは上昇しました。
17日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比36.4ドル高の4473.7ドルで取引を終えました。取引レンジは4422.3~4486.5ドルでした。ドル安の一服を受けて利食い売りが先行しましたが、米国がイランに対する経済封鎖を強化するとの見方などから、安全資産である金は買い優勢となりました。NY時間帯には4375ドル付近まで下げた後、4428ドル付近まで買い戻される場面もあったとの報道があります。銀の9月限は前営業日比1.123ドル高の66.231ドルと大幅続伸し、プラチナの10月限は前営業日比32.00ドル高の1788.90ドルと続伸しました。9月の利上げ確率は約35%前後まで低下しており、弱い米小売売上高やインフレ一服が利上げ後退を後押ししたとの見方が出ています。原油が85ドル超えまで上昇する場面もありましたが、金の下値は比較的堅い動きとなりました。
金は4400ドル超での定着が意識され、次の関門として4480ドル前後が注目されています。銀は66ドル前後の攻防となり、月間では+17%超との報道もあります。プラチナは1780ドル台へ上昇し、在庫薄や構造赤字が中長期論点として意識されており、パラジウムも1340ドル前後で小幅追随の動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、4400ドル定着後の値動きが続いている局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






