貴金属市況:19日のNY市場において、財務省国債買い入れ拡大で金・銀は大幅反発
金:4524.18ドル(+183.89)<+4.24%>
銀:67.09ドル(+4.12)<+6.54%>
プラチナ:1828.78ドル(+114.78)<+6.70%>
パラジウム:1345.50ドル(+64.50)<+5.04%>
19日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは上昇しました。
19日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比124.7ドル高の4545.3ドルで取引を終えました。取引レンジは4378.0~4582.8ドルでした。米財務省が長期の名目利付債を対象とした流動性支援の買い入れオペ規模を、1回あたり20億ドルから少なくとも40億ドルへ倍増すると発表したことを受け、米長期金利が急低下し、金利を生まない資産である金は大幅な買い優勢となりました。朝方には4323ドル付近まで下げる場面もありましたが、発表後に資金が流入し、4500ドルを超える急反発となりました。銀の9月限は前営業日比1.788ドル高の65.825ドルと大幅反発し、プラチナの10月限は前営業日比76.70ドル高の1810.50ドルと大幅反発しました。同日、米公的債務が初めて40兆ドルを超えたことも報じられています。SPDRゴールド・シェアの現物保有量は19日時点で前日比9.41トン増の1034.654トンとなりました。7月のFOMC議事要旨ではインフレの高止まりが再確認されましたが、9月の利上げ確率は約34%前後と据え置きがメインシナリオとして意識されています。
金は4500ドル超での攻防となり、次の関門として4550ドル前後が意識されているとの見方が出ています。銀は65~67ドル帯へ急反発し、次の壁として70ドルが注目されています。プラチナは1800ドルを超え、3年連続の供給赤字や在庫薄が中長期論点として意識されており、パラジウムも1300ドル超で追随する動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、急騰後の値動きが激しい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






