貴金属市況:21日のNY市場において、ドル安とリスクオンで金・銀・プラチナは大幅続伸
金:4620.12ドル(+68.53)<+1.51%>
銀:69.49ドル(+0.52)<+0.75%>
プラチナ:1886.63ドル(+17.95)<+0.96%>
パラジウム:1352.13ドル(+5.86)<+0.44%>
21日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは上昇しました。
21日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比109.2ドル高の4680.6ドルで取引を終えました。取引レンジは4565.5~4690.4ドルでした。米財務省による長期国債の買い入れオペ拡大観測を背景に対ユーロでドルが売られ、ドル建て金には割安感から買いが優勢となりました。株式市場の反発で投資家心理が改善し、テクニカル要因の買いも加わり上げ幅が拡大しました。銀の9月限は前営業日比1.425ドル高の69.530ドルと大幅続伸し、プラチナの10月限は前営業日比56.60ドル高の1895.70ドルと大幅続伸しました。SPDRゴールド・シェアの現物保有量は21日時点で前日比8.27トン増の1047.207トンとなりました。
先週を振り返ると、財務省が長期国債の買い戻し枠を従来の倍の40億ドルへ増額すると発表したことが契機となり、金は4400ドル、4500ドルを経て週末には4600ドルを超えました。米公的債務が40兆ドルに達したことも報じられています。市場の関心は27~29日のジャクソンホール会合での議長講演に移っています。
金は5月以来の高値圏で4625ドル前後まで上昇し、次の節目として4700ドルが意識されているとの見方が出ています。銀は69ドル台を明確に上抜け、月間では+18%超との報道があり、次の関門として70ドルが注目されています。プラチナは1870ドル超で11週ぶり高値圏にあり、需要減でも供給赤字が拡大しているとの論点が再浮上しており、パラジウムも1350ドル前後で1週ぶり高値を試す動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、急騰後の値動きが激しい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






