貴金属市況:28日のNY市場において、議長講演のタカ派発言で金・銀は大幅反落
金:4458.00ドル(-116.00)<-2.54%>
銀:66.37ドル(-2.71)<-3.92%>
プラチナ:1831.13ドル(-14.05)<-0.76%>
パラジウム:1436.62ドル(+74.62)<+5.48%>
28日のNY貴金属市場では、金・銀は下落、プラチナは小幅に上昇しました。
28日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比134.1ドル安の4529.9ドルで取引を終えました。取引レンジは4495.0~4688.0ドルでした。ジャクソンホール会合でウォーシュ議長が、基調的なインフレが2%に向かう確信がなければ「やるべき仕事がある」と述べ、追加利上げの可能性をこれまでより明確に示唆したと受け止められました。米長期金利は上昇し、ドル高が進んだことで金利を生まない資産である金は売り優勢となりました。スポットでは一時4464ドル付近まで下落したとの報道もあります。銀の12月限は前営業日比2.453ドル安の67.786ドルと大幅反落し、金を上回る下げ幅となりました。プラチナの10月限は前営業日比0.50ドル高の1854.30ドルと小幅続伸しました。SPDRゴールド・シェアの現物保有量は28日時点で前日比4.28トン減の1042.357トンとなりました。9月の利上げ確率は講演前の35%前後から57%前後まで上昇したとの見方が出ています。
先週を振り返ると、金は25日に4696ドルまで上昇し4700ドルに接近したあと、講演を境に4600ドルから4450ドル付近まで急落しました。
金は3週間で約14%上昇したあとの息継ぎとなり、200日移動平均付近が支持として意識されています。銀は70ドル超えに失敗したあと4%前後下落し、月間ではなおプラス圏との報道があります。プラチナは1900ドル超からの押しで1835ドル前後まで戻し、需要減でも供給赤字が拡大しているとの論点が残っており、パラジウムは金銀に比べて下げが軽い動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、講演後の急落で値動きが激しい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






