貴金属市況:10日のNY市場において、PPI上振れと原油高で金・銀は大幅反落
金:4319.32ドル(-93.51)<-2.12%>
銀:63.55ドル(-4.15)<-6.13%>
プラチナ:1781.57ドル(-104.15)<-5.52%>
パラジウム:1287.04ドル(-67.32)<-4.97%>
10日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは下落しました。
10日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比53.4ドル安の4407.3ドルで取引を終えました。取引レンジは4354.7~4479.9ドルでした。8月の生産者物価指数(PPI)は前年比5.4%と予想の5.3%を上回り、コアも前年比4.6%でした。中東情勢の拡大を背景に原油が高騰し、米長期金利も上昇したことで、金利を生まない資産である金は売り優勢となりました。発表前後には4330ドル割れまで急落したあと4370ドル付近まで戻し、その後は長期金利が4.96%付近、WTI原油が103ドル付近まで上昇するなか4310ドル付近が安値となったとの報道もあります。銀の12月限は前営業日比3.719ドル安の64.927ドルと大幅反落し、プラチナの10月限は前営業日比117.9ドル安の1801.10ドルと大幅反落しました。9月の利上げ確率は約70%前後まで上昇したとの見方が出ています。市場の関心は11日の消費者物価指数(CPI)と16日のFOMCに移っています。
金は4400ドル台の戻りを吐き、100日移動平均を下回る展開となったとの見方が出ています。銀は67ドル超から押し戻され、金より下げ幅が大きい動きが報じられています。プラチナは1900ドル超から1800ドル付近まで急落し、WPICが通年は小幅黒字でも地上在庫は薄いとの整理が中長期論点として残っており、パラジウムも金利上昇に連れて下落したとの報道があります。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、物価指標後の値動きが激しい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






