貴金属市況:14日のNY市場において、利上げ観測と金利上昇で金は大幅反落
金:4296.17ドル(-35.63)<-0.82%>
銀:63.22ドル(-0.61)<-0.96%>
プラチナ:1771.07ドル(-25.93)<-1.44%>
パラジウム:1289.50ドル(-7.50)<-0.58%>
14日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは下落しました。
14日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比57.0ドル安の4351.9ドルで取引を終えました。取引レンジは4293.0~4396.8ドルでした。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で2年以上ぶりとなる利上げに踏み切るとの見方が強まり、ドルが上昇したことで金利を生まない資産である金は売り優勢となりました。利上げ確率は約90%と、1週間前の約60%から大きく上昇したとの報道があります。米10年国債利回りは一時5%を超え、2023年10月以来の水準となったとの見方も出ています。金は4300ドルを割り込んだあと金利の低下とともに戻し、再び金利上昇で売られる動きとなりました。銀の12月限は前営業日比1.050ドル安の64.138ドルと大幅反落し、プラチナの10月限は前営業日比17.8ドル安の1779.80ドルと続落しました。市場の関心は16日のFOMCと議長会見に移っています。
金は100日移動平均の4330ドル付近を下回り、4300ドル割れが意識される展開となりました。銀は金より下げ幅が大きく、63ドル台まで押し戻され、太陽光向け需要の減速が中長期論点として報じられています。プラチナは1900ドル超から一週間で1770ドル台まで下げ、WPICが通年は小幅な供給過剰との整理が意識されており、パラジウムは触媒需要が中心で金銀より下落率が小さい動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、政策金利決定を控えた値動きの激しい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






