貴金属市況:28日のNY市場において、イラン和平案の拒否と原油高で金は大幅反落
金:4125.11ドル(-47.89)<-1.15%>
銀:60.81ドル(-0.70)<-1.14%>
プラチナ:1718.63ドル(-12.59)<-0.73%>
パラジウム:1221.71ドル(-7.59)<-0.62%>
28日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは下落しました。
28日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比152.8ドル安の4168.4ドルで取引を終えました。取引レンジは4143.1~4315.6ドルでした。トランプ大統領がイランの和平案を拒否したことを受け、原油が上昇し、インフレの長期化と追加利上げへの警戒が強まりました。10月の利上げ確率は約70%です。米10年国債利回りは2007年6月以来、30年債は2004年5月以来の高水準となったとの報道があります。スポットは4100ドル近辺まで下落し、8月4日以来の安値圏となりました。銀の12月限は前営業日比3.083ドル安の61.718ドルと大幅反落し、プラチナの1月限は前営業日比53.00ドル安の1744.70ドルと大幅反落しました。SPDRゴールド・シェアの現物保有量は28日時点で前日比4.28トン増の1058.832トンとなりました。市場の関心は29日の求人件数、30日の個人消費支出(PCE)物価指数、2日の雇用統計に移っています。
金は200日移動平均の4310ドル付近を下回り、次の支持は4100ドル前後との見方が出ています。銀は金より下げ幅が大きく、60ドル台前半まで押し戻され、60ドルが支持として意識されています。プラチナは1720ドルを割り8週安値との報道があり、その後1705ドルを割る動きも出ています。通年は26.5万オンスの供給過剰との見方が残る一方、28日には広州期貨交易所がプラチナとパラジウムの先物・オプションを海外投資家に開放しました。パラジウムは1230ドルを割り、3カ月安値に近づく動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、一日の値幅が大きい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。






