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貴金属市況:1日のNY市場において、利上げ観測の後退で金は小幅続伸

                               
2026.10.02  貴金属市況

金:4176.59ドル(-14.60)<-0.35%>
銀:60.99ドル(-0.34)<-0.55%>
プラチナ:1724.81ドル(-7.07)<-0.41%>
パラジウム:1189.30ドル(-27.81)<-2.28%>

 

1日のNY貴金属市場では、金・銀・プラチナは上昇しました。
1日のNY金先物中心限月12月限は前営業日比15.6ドル高の4202.3ドルで取引を終えました。取引レンジは4169.4~4222.8ドルでした。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が、9月の会合で対応済みであり急ぐ必要はないと述べたことを受け、米長期金利が低下し、金利を生まない資産である金は買い優勢となりました。10月の利上げ確率は約38%まで低下したとの見方があります。12月は約97%が残っています。米10年国債利回りは5.30%近辺、30年債は5.63%近辺と、なお高水準です。9月の製造業景況指数は9カ月連続の拡大で、原材料価格の上昇は24カ月連続との発表もあります。ドルは2025年4月以来の高値近辺にあり、米国防総省が空母打撃群をペルシャ湾へ送る可能性や、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃が報じられています。銀の12月限は前営業日比0.609ドル高の61.175ドルと大幅反発し、プラチナの1月限は前営業日比3.9ドル高の1722.80ドルと小幅続伸しました。SPDRゴールド・シェアの現物保有量は1日時点で前日比0.85トン増の1056.551トンとなりました。市場の関心は2日21時30分の雇用統計に移っています。増加は9万人、失業率は4.1%が予想です。
金は4200ドルを回復し、次の抵抗は4230ドル前後、支持は4100ドル前後との見方が出ています。銀は60ドル台で持ち直し、60ドルが支持として意識されています。プラチナは1700ドル前後で小幅に戻り、世界プラチナ投資協会(WPIC)の通年黒字26.5万オンスは鉱山の増産より投資資金の流出が主因との整理が残っており、パラジウムは1218ドル付近の安値圏から、なお弱い動きが報じられています。
歯科金属に用いる金銀パラジウム合金をお持ちの方は、雇用統計を控えて値動きが出やすい局面です。売却をご検討の際は、お早めにご相談ください。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。